アランと一緒に四国遍路。

56番 泰山寺
4月3日


       笑福旅館→56番 泰山寺

         3km 40分



5時起床。
廊下を挟んで右と左に部屋がある。
泊まっている人は男の人ばかりだったのでトイレや洗面所で顔を合わせたくなかった。
ドアの所で物音が聞こえないのを確かめ足音をしのばせ廊下の突き当たり、洗面所へ行く。

未だ薄暗いので洗面所の電気をつけトイレに入り顔を洗って歯を磨く。
ガタンと音がして浴衣を着た男の人がトイレに来た。
おはようございます、挨拶をして部屋に戻る。
早い時間からバタバタ音を立てたくなかったが部屋のドアを静かに開けてもバタンと音がする。。。

身支度をして荷物をまとめる。
6時、荷物を持ち階段を下りて玄関へ。

お世話になりました。
玄関の隣、お勝手の方にいた女の人に声を掛ける。
ノレンを開け朝食の支度をしていた女の人が顔を出した。
「あ〜ちょっと待って。」
奥に引っ込んだと思ったらおにぎりを握りながら出てこられた。

大きなおにぎりをビニール袋に入れ渡してくれた。
「これ、後で食べなさい。」
暖かいホカホカのおにぎり2個、ラップに包まれている。
朝食は要らないと断ったのにおにぎりを持たせてくれた。
「ここを真っ直ぐ進み、大きな道路、国道を越えて4つ目を右に曲がると56番へ行くから。気をつけてね。」

おにぎり、ありがとうございました。

6:05
笑福旅館出発。

玄関の真上、看板の隣が泊まった部屋。
6:05

6:40
遍路道標識。
6:40

6;45
山門はなく石垣に囲まれた56番 泰山寺到着。
石段を上り境内へ。
6:45 56番 泰山寺

鐘楼の前のベンチに荷物を降ろし誰もいない境内を散策。
鐘楼

水屋。
水屋

不動明王と大師像。
眼下に今治の町が見えた。
境内

子安地蔵と地蔵車。
境内

石仏に囲まれている地蔵車。
境内

石像と線香立て。
境内

本堂
本堂

本堂。
本堂

大師堂。
大師堂

大師堂。
大師堂

参拝をしてると2組の車お遍路さんが来られた。
一人で歩いているの?どこから来たの?え〜新潟から!偉いねぇ〜。。ちょっとぉ、歩き遍路さんよ〜新潟から来たんだって。
珍しいものを見るように4人に囲まれた・・・

納経所へ行くと中に白い小型犬が遊んでいた。
納経所

奥之院龍泉寺が近くにある。
寄るつもりで歩き出したが膝に違和感があり今日の行程を考え途中で引き返した。。。

7時15分、57番へ向かう。


55番 南光坊
4月2日


               55番 南光坊→笑福旅館



正面に本堂、左に大師堂、毘沙門堂、薬師堂と並び駐車場は境内の中にある。
右手に水場、その奥に納経所がある。
境内と本堂

本堂。
本堂の前には大きな石灯籠、その前に高い石柱が立っている。
本堂

本堂。
本堂

本堂右手、大師像。
本堂と大師像

尾根の四隅が軽やかに跳ね上がっている大師堂。
戦火を免れた歴史ある建造物。
大師堂

大師堂。
大師堂

大師堂。
大師堂

大師堂。
大師堂

藤管高虎公の祈祷所として再建した薬師堂。
薬師堂

金毘羅堂。
文久年間1861〜1864)創建の歴史ある建物。
金毘羅堂

金毘羅堂。
金毘羅堂

納経所。

納経所の人にどちらから?と尋ねられた。
新潟です、と応えると
「富山の人が来られましたよ。お隣の県ですねぇ。遠くからご苦労さま。宿はどちらですか?」
「笑福さんです。ここから直ぐですね。」
K氏が代わりに応えてくれた。
「笑福さんなら近いですね。今日は暑くて大変だったでしょう。」
「汗だくですよ。。この時間になると風呂と飯だけが楽しみですわ。」
そろそろ納経所は閉まる時間。
K氏と納経所の人が笑いながら話をしていた。
納経所

南光坊から直ぐ、道路沿いに笑福旅館が見えた。

15:00
笑福旅館到着。
17:00 笑福旅館

お疲れさま、と出迎えてくれた女の人に案内されて2階に上がる。
廊下を挟んで道路側の部屋、どちらでも、と言われた。
左の部屋が広いと言うのでそちらをK氏に使ってもらう。

右の部屋に入り窓を開けると歩いて来た道路。
少し窓を開け風を入れる。

部屋の反対側、廊下の突き当たりに洗面所とトイレ。
トイレは狭くポットントイレだった。。。
6時、お風呂が空きましたと呼びに来てくれた。

6時半、1階の部屋で夕食。
富山のOさんと同じテーブル。
もう一つのテーブルの方にK氏と他に4人の男の人が座っていた。

夕食を済ませ、部屋に戻り本家とあーちゃんpapaに今日の報告の連絡を入れる。
洗濯物を取りに行き、奥の部屋にいた宿の人に朝6時に出発するので朝食は要りませんと断り清算をしてもらった。



        笑福旅館 1泊夕食付き ¥6,000


        北条水軍YH → 今治 笑福旅館

           36,536歩

             

54番 延命寺から55番 南光坊
4月2日


      54番延命寺→55番南光坊

         3.4km 1時間



15:31
延命寺の山門から出ず55番へは裏手の方にある霊園を抜けていく。
15:31

15:35
高速道路の下を潜り車道から左手の石段を上り公園を横切ると大きな大谷霊園の中を通り抜ける。
右膝が痛み出し休み休み石段を上り墓地に沿って足を引きずりながら下った。
15:35

墓地が途切れ忠霊塔を過ぎ浅川の桜橋を渡り左へ曲がるとお城のようなマンションがあった。
建物の上に天守閣やシャチホコもあってビックリ。
(足が痛く写真は撮ってません。。)

16:10
姫坂神社。
16:10 姫坂神社

姫坂神社。
姫坂神社

16:25
道は国道に合流。
南光坊の境内に駐車場があり裏手からそのまま入れるようになっている。
きちんと正面から入ろうとK氏に言われ後に続く。
裏手から回り込み正面の仁王門へ向かう。
16:25

南光坊の隣にある別宮大山祗神社。
以前はここが55番札所だったそうで、本宮は瀬戸内海にある大三島にあるそうです。
海を渡っていくのが不便だから、ここに移したとか。
16:30 別宮大山祗神社

55番 南光坊。
国道に面して仁王門がある。
16:36 55番南光坊

仁王門。
この門には仁王像ではなくて四方を守る四天王像が収められている。
四天王(持国天、増長天、広目天、多聞天)
54番 南光坊

持国天・東の神。
不変不動な国造りの法力を与ると言われ安泰や安全の象徴として家内安全や交通安全の神といわている。
仁王門 四天王

多聞天・北の神。
多くの事を聞き学び知恵をえて財宝を生み出す力を得る事から金運招来出世成功の神といわれている。
仁王門 四天王

広目天・西の神。
大きな心で視野を広げ正しい知識をもてば災厄を除け無量の寿命を得られることから健康長寿の神とされている。
仁王門 四天王

増長天・南の神。
無尽の宝を生み出し多くの増益を与えてくれると言われることから商売繁盛や事業安泰の神とされている。
仁王門 四天王




54番 延命寺
4月2日


           54番 延命寺



3時少し過ぎ、54番延命寺到着。

仁王門。
左手に駐車場とトイレ。
3:05 54番延命寺仁王門

明治時代に今治城から譲り受けた山門(二の門)。
境内左手に納経所、位牌堂、薬師堂があり右手に水屋と広い休憩所がある。
54番 延命寺二の門

山門を潜ると正面に本堂。
本堂

本堂。
本堂

大師堂は本堂から石段を上がったところにある。
大師堂への石段

大師堂。
大師堂

境内の不動明王像。
不動明王像

3時半、参拝納経を済ませ55番へ向かう。
15:30 



54番 延命寺へ
4月2日


          星の浦海浜公園→54番 延命寺参道

              5.5km 1時間35分



星が浦海浜公園から遍路道へ戻らずそのまま国道196号を東へ進む。
大西町に入るとコンビニが見えてきた。

国道沿いのサークルKで休憩。
荷物を入り口脇の建物の陰に降ろす。

サークルKでおにぎりと茶を買ってトイレを借りる。
ビニール袋を敷き靴を脱いで裸足になって座り込む。
13:45
13:45

おにぎりを食べ終えトイレに行ったK氏を待ち14:05出発。
20分休憩。
14:05

暑さと疲れでクタクタになりながらK氏の後を着いて行く。

14:35
ようやく延命寺まで2kmの標識が見えてきた。
14:35

14:35
国道から左折。
正面に「タオルと造船の町・ようこそ今治」の看板。
14:40

14:55
延命寺参道。
14:55

15:00
左に池があった。
15:00




星の浦海浜公園
4月2日


          遍照院→星の浦海浜公園

             9km 2時間30分



遍照院から30分、道沿いに喫茶店があった。
私、少し休んでいきます。。
お先に行かれてください。。。

いいよ、付き合うよと、K氏も笑いながら一緒に中へ入る。
喫茶店の入り口に”モーニングサービス”の札が掛かっていた。

11:00
11:00 喫茶店

アイスコーヒーと茹で卵の入ったパン、モーニングサービス¥400−。
暑かったでしょうとマスターがオレンジジュースをサービスしてくれた。
モーニングS

20分休んで出発。
喫茶店のマスターとママさん。
オレンジジュースご馳走さまでした。
11:20 喫茶店マスターとママさん

11:33
左手に太陽石油の工場。
11:33 太陽石油

11:40
工場のはずれ、道が登り坂になったガードレールに「←青木地蔵堂」。
寄りたかったが坂を降り又登ってこなくてはいけない。。。
11:40

道上から青木地蔵の場所を確認し通過。
青木地蔵

12:10
亀岡郵便局に寄りトイレをお借りした。
ありがとうございました。
12:10 亀岡郵便局

12:15
12:15

13:00
遍照院から国道に出て海に沿った細長い公園、星の浦海浜公園でトイレ休憩。

海からの風が強くテーブルに置いた菅笠が飛ばされた。
慌てて笠を追いかけ建物の陰に荷物を置く。
13:00 星の浦海浜公園

K氏に予定を聞かれ一緒に地図を見てもらう。

6日の伊丹→新潟便のチケットを取っている。
5日中に新居浜に入っていなければ6日朝の新居浜駅前発大阪行き高速バスに間に合わない。
地図を見ながら距離計算。

3日は湯ノ浦までを予定していたがそれを丹原へ変更すると距離が30キロ近くになる。
4日に丹原から61番の宿坊まで約23キロ。
5日、61番から新居浜市。

問題は明日の距離と4日の行程。
4日の距離は23キロと短いが標高780mの横峰寺への登りと下り。
膝の痛みを抱え大丈夫だろうか。。。

「この距離なら大丈夫、栄家旅館は直ぐ満員になるから早めに予約を入れた方が良い。」
K氏に言われ栄家旅館に電話を入れる。
3日の予約が取れた。
その後61番香園寺に電話する。

4日、一人お願いします。
横峰寺に行きたいのですが荷物もあるし無理そうなんですよね。。。
宿坊の人が前の日の宿は何処なのかと聞いた。
3日は丹原の栄家旅館です、と言うと
「栄家旅館だったらこちらに泊まると言えば荷物は運んでくれるはずですよ。それでは4日○○さん、一人ですね。」
はい、よろしくお願いします。

今回は64番まででの打ち止めとし夜までに新居浜へ出よう。
新居浜に入れば駅前にはいくらでもホテルがあるはず。
明日からの宿が確保できたし荷物を運んでもらい空身でならなんとかなるだろう。。。
いよいよダメなら横峰寺はこの次でもいいと考えたら気が楽になった。

1時25分、星が浦海浜公園出発。




遍照院
4月2日


         菊間町→遍照院

          2.3km 10分



10:20
大きな鬼瓦にビックリ。
菊間町は鬼瓦で有名、「海と瓦の町」国道沿いには瓦屋の建物が並び道路に陣取った燈篭まで瓦造りだった。
ここで作られる瓦は鉛色の鬼瓦や装飾瓦。
住宅をはじめ神社・寺院・城郭に広く使われている。          
10:20 鬼瓦

瓦屋さんの店前に鎮座している鬼瓦。
10:22

道沿いの家々にも立派な屋根瓦が飾られていた。
住宅の鬼瓦

10:30
新四国曼荼羅霊場第四十二番札所・遍照院。

番外霊場 別名厄除け大師、遍照院に到着。
10:30 遍照院

国道に面した山門には瓦の町らしく他では見られない瓦製の仁王様。
”遍照院"

境内と本堂。
遍照院境内

本堂。
遍照院

”遍照院"



菊間町
4月2日


          道の駅・風和里→菊間町

             6.5km 1時間55分



7:45
7:45

8:50
8:50

8:55
前方左、岬の突き出たところに”海鮮うどん”の看板。
松山市(旧北条市)から今治市。
8:55

9:00
9:00

9:25
道の駅から2時間近く歩きR196は海岸線から山側の道になり菊間町に入った。

八百屋さんの前にイスが置いてある。
荷物を降ろし八百屋さんでトイレを借りる。

デコポン、はっさく、文旦、みかんが店先に並べられている。
本家とお友達にはっさくとデコポンを送りトイレを借りる。
トイレから出てくるとお店のおじさんが袋にはっさく、デコポンを詰め持たせてくれた。
9:25

自販機で水を買い今日の宿、55番近くの笑福旅館に予約の電話を入れた。
冷たい水を飲んでるとK氏の姿。
あ〜おはようございます。
私、道を間違えて国道を歩いてきたんですよ。。
養護院から国道に出たところにあった遍路道を見落として遠回りしてきました。。
「あぁ、右に入る遍路道があったね。私も国道を歩いてきたよ。別に遍路道にこだわる必要もないよ。少し遠回りだけど山の中を歩くより綺麗な道を歩いた方がいいさ。今日の宿は何処?」
そうですね。。。
笑福旅館に予約できました。
「それは良かった、同じ宿だよ。」

K氏も自販機で水とタバコを買い隣のイスに腰を降ろした。
男のお遍路さんがお先に、と私たちに声を掛けて行った。
太田屋さんでK氏と一緒だった人だと教えてくれた。

八百屋さんで発送の伝票を書いたりトイレに行ったりして40分も過ぎていた。
10時10分、K氏と一緒に出発。



道の駅風早の里・風和里
4月2日

          養護院(杖大師)→道の駅風早の里・風和里

             3.5km 40分


養護院を出て住宅地の細い道を抜け、川沿いの道に出る。
道路脇に桜が咲いていた。

6:40
6:40

川沿いの遍路道を進み川を渡るとR196号に合流。
6:45

しばらく行くと左手に瀬戸内の海岸線に出た。
歩道は綺麗に整備され瀬戸内海を見ながら真っ直ぐ進む。
6:55

6:57

6:58

6:59

7:00

7:05

気持ちよく歩いていたが途中でハッと気が付き地図を見た。
あれぇ…今歩いてるこの道?海岸線の道路、R196号!?
養護院から国道へ出たとき、「↑」と「→」の道標が出ていたことに今頃気がついた。。。
道標→から右へ行くのが遍路道だったのに海が見えてきたことに夢中になりそのまま国道を進んでいた。
7:08

遍路道は内陸を真っ直ぐ行けたのに海岸線の国道は約2.5kmも大回りになっている…

此処まで来て今更悔やんでも仕方がない。
距離は多いけど瀬戸内海を見ながら綺麗な整備された歩道を歩けた。
休憩のできる道の駅もある、これで良かったと思わなければ。。。

7:10
道の駅・風和里。
7:10 道の駅・風和里

ベンチに荷物を降ろしトイレへ行って休憩。
道の駅・風和里

鯛めしの看板。。
道の駅・風和里

マラソン選手、土佐礼子さんの幟。
此処は土佐礼子さんの出身地だったのね。
道の駅・風和里

せっかく調子良く歩けていたのにこんなに大回りしてきたのかと地図を見て又ガックリ。。。
今更仕方がないと何度思ってもやっぱり悔しかった…

何時まで休んでいてしょうがない。
おーっし!気を取り直し足の屈伸して荷物を背負う。
20分休み7時30分、道の駅出発。



養護院(杖大師)
4月2日


         北条水軍YH→養護院(杖大師)

            1km 20分


5:36
北条水軍YH朝食。
器は全部、ご主人の作品。
5:36 朝食

6:10
北条水軍YHご主人と看板犬きょんちゃんに見送られ出発。
お世話になりました。
きょんちゃん病気なんかに負けず、いつまでも元気で!
6:10

6:15
鹿島の鳥居を背に真っ直ぐ伊予北条駅の方へ向かう。
遍路道標から左。
6:15

6:18
54番へ向かう遍路道。
港を回りこみ遍路道から左へ行くと温泉施設シーパがある。
6:18

海岸沿いの道から住宅地に入る。
後ろから来た車が脇に止まった。
中から男の人が降りてきて私の手に500円硬貨を握らせた。
「これでジュースでも飲んでください。この先少し行き右に入るとお大師様ゆかりの養護院があるのですがよかったらお参りして行ってください。」
ありがとうございます。これから養護院へ行くところです。
「そうでしたか。ここを真っ直ぐ行くと幟が出ているのでわかると思います。それではお気をつけて。」

6:30
養護院(杖大師)。
青面山養護院四国霊場番外札所 杖大師。

賽銭箱に頂いた500円を入れお参りした。

境内の中に【大師が夢に出てこられて「わらじ・数珠・お杖」などが届けられたのが縁起】と御杖の由来の書かれた立て札があった。
6:30 養護院

薬師如来像。
養護院

稲荷大明神。
稲荷大明神


Copyright © アランと一緒☆四国遍路☆. all rights reserved.
ホームページ アフィリエイト レンタルサーバー FC2ブログ