アランと一緒に四国遍路。

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

10月4日 金子やさんから20番
AM6:00朝食。
朝食を済ませKさんと宿の清算をしていると、ご主人がおにぎりの入ったパックをカウンターに並べていた。
「おにぎりが出来ているよ。」
私とKさん、昼食のおにぎりを頼んでおくのを忘れていた。
様子に気付いた東京のお兄さんが、
「オレ、パンとか食べるのは一杯有るからこれあげるよ。」と自分のおにぎりを譲ってくれた。
ありがとうございました。

AM6:30
東京のお兄さん、浜松のおじさん、Nさん、三重のおじさんたちより一足先に朝靄の中、出発。
AM6:30出発

Kさんと自販機で水補給。
ミネラルウォーター、100-。
水補給

3分ほど歩くと、20番への遍路道。
標高570mの山頂にある林寺への道は「一に焼山、二にお鶴、三に大龍」と言われる二番目の難所。
金子やさんから20番まで、約1時間半と言われた。
焼山寺の山越えを思えば大丈夫。
AM6:38林寺遍路道

AM6:50
昇ってきた朝陽にしばし見とれ、立ち止まる。
AM6:50

連なった山々の美しい風景が広がっていた。
遍路道

石垣のようなところに荷物を置き、5分休憩。
後から出発してきた浜松のおじさんが、スタスタと追い越して行った。
AM6:53休憩

AM6:58
先に行ったKさん、浜松のおじさんの姿は見えなくなった。
AM6:58

AM7:05
鬱蒼とした山の中、また上り坂。
AM7:05

水呑大師。
木のベンチがあったので荷物を降ろし、小休憩。
水呑大師

AM7:10
見ただけで、うんざりする石の階段。
AM7:10

AM7:13
杉木立の遍路道。
遠くで聞こえる、お鈴の音を頼りにひたすら登る。
AM7:13

AM7:15
汗で背中がビッショリ。
急な丸太の階段がどこまでも続いている。
AM7:15

AM7:27
歩き始めて約1時間、車道と合流し又遍路道に入る。
お遍路さんを乗せたマイクロバスが通って行った。
春に車で通った道なんだ。
AM7:27

駐車場まで後もう少し。
AM7:48

遍路道を昇りきると車道に出た。
20番山門を見ながらベンチに座り、Kさんが待っていてくれた。

金子や出発AM6:30→20番駐車場到着AM7:50
金子やから20番 3.8km 1時間30分(予定)1時間20分(実時間)

10月3日 19番から金子やさん
AM10:55 19番出発。
来た道を引き返し、赤い大きな橋を渡り左に折れ、R28へ出る。
アスファルト道の両側にコスモスが咲いていた。
AM11:04

30分ほど歩くと神社があった。
AM11:30
ここで昼休憩。
立江寺門前の酒井軒本舗で買ってきた黒米とむぎ餡で作った”たつえ餅”が昼食。
木陰で冷たい水と甘い餅を食べる。
木々の間から風が通り、汗が一瞬引いて生き返る心地。
車が思い出したように通って行く。歩いている人の姿はなかった。
PM12:00
30分休んで出発。
PM12:00

PM12:16
PM12:16

右へ曲がりR22へ出る。
右→20番林寺、左→21番太龍寺の標識。
右へ20番

PM1:00
上り坂が続く。暑くて汗がダラダラ流れる。
どこまでも続く坂道にうんざりしていると「氷」の旗。
浜千鳥の旗に釣られ、峠の茶店に一休み。
イチゴミルク。美味しかった~!
お店のおばさんに羊羹を、お接待して頂いた。
何か書いてと、ノートを渡された。
暑さと疲れから、気の利いた台詞も浮かばない。
PM1:00

トイレを借りて支度をすると、お店のおばさんに今日はどこまでと尋ねられた。
今日は金子やさん迄です。
「金子やさんなら1時間半くらいで行けるよ。20番まで行けるんじゃないかね。」と言われた。
お店のおばさんや地元のおじさん、おばさんたちの話を聞くと、金子やさんは3時からで、その前に着いても入れてくれないそうだ。
「今からじゃ3時前に着くよ。着いても入れてくれないし、20番へ行かないならここでゆっくり休んでいったらいいよ。」
そうなのか。。。
じゃー、そうさせてもらいます。背負ったザックを降ろし座りなおした。
地元のおじさんが話し掛けてくれた。
「どこから?」
新潟からです。
「新潟とは遠くからだね。一人で?雪が多いんだろう?寒いんだろうね。」
冬は寒いですねー。雪も降るし。四国は暖かでとても良いところですね。四国に住みたいですよ。
「うん、うん。ここは良いところだ。
越後の女の人は働き者だと聞いている。こっちで住んだらいいよ。ねぇさんは独り者かね?」
まぁダンナさんがいたようですわ^_^;
「そうか、結婚しているのか。それは残念だ。
ほら、○○んとこの□□は未だ独り者だったよな。あそこの嫁を探してくれと頼まれているんだ。」
おじさんたちに、知らない人の嫁さんにどうかと言われてしまった^_^;

峠の茶店で休憩しているとき、女のお遍路さんが歩いて行った。
脇目も振らず、”いち、にぃー、いち、にぃー”掛け声が聞こえてくるような規則正しい歩き方をして行った。
19番で見かけた人だ。
私も行きます。30分休憩して出発。
峠の茶屋で休憩

PM1:30
先に歩いて行ったお遍路さんの姿は、もう見えなかった。
PM1:30

PM1:36
沼江大師、胎蔵寺の案内。
沼江大師

PM1:36

PM1:42
PM1:42

目印のローソン。
ここから左へ曲がりR16へ。
ローソンの電光掲示板の気温24℃になっていた。
28℃くらいの暑さに感じた(-_-;)
目印のローソン

狭い車道の脇を歩いて行くと幼稚園があった。
中から園児たちが声を掛けてくれた。
「おへんろさん、こんにちわー!」
疲れた体に園児たちの声は嬉しかった。

PM2:05
幼稚園から少し行くと公園があったので10分休憩。

PM2:43
ようやく20番への標識が出ていた。
右へ行くと20番、林寺。明日、ここまで戻るのだろうか?
金子やさんへは左へ曲がる。
PM2:45左へ

左の道へ降りて20分くらい集落の道を歩いたがそれらしい建物は見当たらない。
酒屋の軽トラックが止まっていたので聞いてみた。
金子やはここ真っ直ぐだよ。後15分くらいかなー。

その15分が長かった。。。
PM3:36
15分以上歩いて、金子やさん到着。
PM3:36金子やさん到着

玄関に「営業中」の札が出ていた。
ご主人に名前を告げ、表のバケツでお杖を洗い上がらせてもらった。
ロビーに荷物を置き名前と住所を記入。
2階の突き当り、玄関の真上の部屋だった。
お風呂は4時から。
団体さんが到着する前に入ってと言われた。
有料の洗濯機と乾燥機が外に置いてあるのでお風呂の前に洗濯。
金子やさん玄関

金子やさんの前の大きな木。
金子やさん向かいの大きな木


2階へ上がると大広間のような部屋があり、廊下の突き当たりに学校の洗面所のような流しがあった。
洗面所の隣、大広間の隣で窓を開けると外に浜松のおじさんの姿があった。

パーカーとジーンズに着替え洗濯物を持って下へ降り、下駄を借りて外へ出た。
洗濯が終わるまで外にいた浜松のおじさんとおしゃべり。

お疲れさまでした。何時頃着いたんですか?
「2時前だよ。早く着き過ぎて入れてもらえなかった。ここは3時にならないと入れてくれないんだ。開くまであそこで休んでいたよ。」
大きな木を指差した。
やっぱりね(笑)
峠の茶屋で聞いた話を思い出した。
金子やさんの前の大きな木の下にベンチがある。
浜松のおじさん、ベンチで1時間以上も待ったようだ。
私はゆっくり歩いて大正解!
「お昼はローソンでお弁当を買って、表で座り込んで食べたよ。」
あ~その手がありましたね。
ローソンの前で座り込むなんて、今時の若者ですね(笑)
私は、たつえ餅。12時前に休憩しちゃいました。
「僕もたつえ餅買ったよ。あれは美味しかったねぇ。」
美味しかったですね~(^-^)

お風呂が沸いたから女性が先に入ってよ。
女将さんが迎えに来てくれた。
はーい。丁度洗濯が終わったので乾燥機に入れる。
乾燥は1時間くらい掛かるそうだ。
お風呂に入ってゆっくりしたら丁度いい。

着替えを持って1階のお風呂場へ。
洗濯場の裏手がお風呂場だった。
広くて大きなお風呂。
先に歩いて行った女の人が入っていた。

「大きなお風呂で気持ちいいですよ。私が一番風呂。」
お風呂が楽しみで歩いていたわ^_^;汗ビッショリになっちゃった。
足が早いですね~。大分前に着いたんですか?
「3時少し過ぎだったかな。ね、ローソンで24℃って出てたけどあれ嘘だよね。」
私もそう思う!絶対違うよね。
ここって、早く着いても入れてもらえないって聞いたから峠の茶店で氷水食べてゆっくりしたら、早足で歩いて行かれましたね。
「え~茶店があったんだ。全々気が着かなかった~。氷水、食べたかったなぁ。私も汗ビッショリだったよ。。。」

裏に洗濯機と乾燥機がありますよ。
団体さんが着くらしいから早めに使ったらいいよ。
「洗濯機あるんだー!今日は団体さんで満員って言ってたよね。それじゃ早めに洗濯しなくちゃー。じゃ、お先に。」

1時間経って5時頃に乾燥機に行くとお風呂で一緒になった彼女が洗濯が終わり乾燥機の空くのを待っていた。
乾燥に1時間掛かるんだわ。
「1時間ね。時間見てないと忘れそう。」
洗濯物を散りだしている間、蚊に3箇所も刺された(-_-;)
「蚊がいるんだよね。私も刺された。。。」

夕食は6時から。
「食事が出来てますー!」
アナウンスがあり、廊下へ出ると隣の大きな部屋に団体さんが入っていた。
戸が空いているので中の様子が見える。
下着一枚でうろちょろしているおじいさんやおばあさんが大勢。

下へ降りて何気に玄関を見ると、見覚えのあるNさんのサンダルのような靴があった。
あ~Nさんも到着しているんだ。部屋が取れたんだね。

下の部屋でお膳が並べられていた。
入って左、ご主人が「女性はここに。」と、彼女と向かい合ってお膳に着いた。
入り口を挟んで横隣に浜松のおじさん、東京のお兄さん、三重のおじさん、Nさんが座っていた。向かい側にずらりと団体さんのお膳が並んでいた。
Nさんが、
「haruねぇさん、早くに着いたんだね。ここ、取れてよかったね」
焼山寺から歩いておられたあのお兄さんから部屋を譲ってもらったの。
「オレ、相部屋でいいからと頼んで入れてもらったよ。」
男の人たちがビールを飲みながら食事。みんな和気藹々だった。

私たちの食事が済む頃、団体さんがぞろぞろと入ってきた。
ご馳走様でした。
彼女に私の部屋へ来ない?と誘った。
Nさんが、針と糸を貸してと一緒に着いてきた。

大阪から一人旅のKさんは21歳。50日で通し打ちの予定だそうだ。
「学生さん?」
Nさんが早速身元調査。
「ちゃうよ。バイトだけど働いているんよ。」
「あ~オレ、プー太郎。な~んてね。」
始めて会ったとは思えないくらい話が弾んだ。
レオンさんのこと、「岡田さん」に会ったときのこと、浜松のおじさんの話しにKさんが出会った人たちの話。
明日は20番21番の山越え、朝6時に朝食で6時半出発に決めた。

8時頃までおしゃべりしていたら、乾燥機、使っていませんかぁー!と呼び出し。
「あーっ!私だっ!!」Kさん、乾燥機を使ってそのままになっていた。
おしゃべりは、お開き。じゃー、また明日ね。おやすみなさい。

どこかで花火の音が聞こえた。
花火の音は9時頃まで聞こえていた。
窓を開けてみたけど花火は見えなかった。
隣の部屋の団体さんの話し声が花火が終わっても聞こえていた。

夜中に目が覚め、窓を開けて外を見た。
真っ暗な外。空には満天の星が輝いていた。

18番駐車場到着 AM8:02
18番出発AM8:30→19番到着AM9:50
18番から19番 4.0km 1時間10分(予定)→1時間20分(実時間)
19番出発AM10:55→金子や到着PM3:36
19番から金子や 10.2km3時間30分(予定)約4時間40分(実時間)
昼休憩 30分
茶店休憩30分

歩いた距離14.2km(18番から金子や)

10月3日 立江寺 二
AM9:50
19番 立江寺到着。
AM9:50

橋を渡ると仁王門。
19番 立江寺仁王門

水屋。
水屋

手入れの行き届いた広い境内。
正面に社務所、左手に本堂、向かい合って右手に大師堂がある。
境内と社務所

大師像。
大師像

立派な多宝堂。
多宝塔

本堂。
本堂

AM10:00
本堂のガラス戸にお経を唱えている姿が写っていた。
AM10:00本堂

本堂。
本堂

本堂の絵天井。
本堂絵天井

寿老人像。
寿老人

大師堂。
大師堂

黒髪堂石碑。
黒髪堂石碑

黒髪堂。
中を覗くと気味の悪い黒髪が見えた。
黒髪堂

納経所。
納経所

浜松のおじさん。
浜松のおじさん


納経を済ませ境内の写真を撮ったりしていたら納経を済ませた浜松のおじさんが休憩していた。
やっぱり早足ですね。

小銭が少なくなっていたので納経所へ戻り\2,000→100玉に替えてもらった。
自販機で大分小銭を使った。
暑くて自販機があると水ばかり買っていた。

19番に着いて1時間。タップリ休憩を取った。
浜松のおじさんが先に出発。

18番駐車場到着 AM8:02
18番出発AM8:30→19番到着AM9:50
18番から19番 4.0km 1時間10分(予定)→1時間20分(実時間)
19番出発AM10:55

10月3日 19番 立江寺 一
AM8:30
参拝納経を済ませ19番へ向かう。

駐車場から下って行くと19番の案内が出ている。大きな道へ出たら右へ。
そう納経所の人に教えてもらった。
AM8:30

しかーし!カーブミラーの標識は”←”になっている。
地図を広げて悩んでいると、浜松のおじさんー!!
うそぉ~!なんでこんなに早くここに現れるんですかぁ!?
まるで忍者のような早足。

「お~、早いね。もう18番へ行ってきたの?!」
えぇ。。まぁ。。車で送ってもらいましたとは言えない…
モゴモゴ言いながら、
これから19番行くんですが、地図では右が遍路道になっているんですよね。
左は大きな道路、車道なのだろう。
浜松のおじさんが一緒に地図を見てくれていると、道路の前の農家のおじさんが声を掛けてくれた。
「左からも行けるけど、右は遍路道で歩きのお遍路さんはこっちから行くよ。」
農作業のおじさんが右の道を指差して教えてくれた。
AM8:35

農家の脇道に牛舎があり竹林へと続いている。
私は揺る足だから、直ぐに追いつきますね。それではお先に。
「直ぐに追いつくよ。」
忍者のような浜松のおじさんだもの、私がズルをしたことくらい見破ったことだろう。。。
浜松のおじさんは手を振りながら18番への坂道を上って行った。

浜松のおじさん、徳島駅前から歩いてこられたんだ。
井戸寺は寄らなくても駅前から15kmから16kmはあるはず。
朝何時頃に出られたんだろう。
5時頃には出たのだろうか?
足が早いもの直ぐに追いつき追い越して行くだろう。

AM8:38
19番への遍路道。
AM8:38

両側が竹林になっている。
AM8:40

弦巻坂。
義経軍の説明。
弦巻坂

竹林の坂道を抜けると日差しの強いアスファルト道へ出た。
AM8:50

ここから右へ。
AM8:53

しばらく歩くと又、狭い遍路道。
AM8:55

道の両側に彼岸花が咲いていた。
曲がり角や分かれ道に必ず遍路標識が立っている。
AM8:57

用水路のような小川の上に石の橋が置いてある。
石を渡り民家の庭先のような道へ入る。
「おはようさん。ご苦労さんだね。」
突然どこからか声が聞こえ、心臓が止まるくらい驚いた。
思わず「わぁ!」と、声を上げてしまった。
垣根の向こう、庭先におじさんが立っていた。
おはようございます。
この道で良いのですよね?未だ胸がドキドキしていた。
おじさんは笑いながら、この道を行くんだよ。と教えてくれた。
へんろ道

遍路道に黄色や白の蝶が飛んでいた。
今頃、蝶がいるんだ。
着かず離れず大きなアゲハが、ずっと着いてきた。
あーちゃんー?
アランだろうか。アランが一緒に歩いているんだ。
鼻の奥がツーンとして涙が流れた。
アゲハと彼岸花

AM8:59
民家の間の細い道を曲がりながら通って行く。
AM8:59

細い道から大きな道路、R136に出た。
AM9:14

18番の左へ行く道が、ここに繋がっていた。
AM9:24

AM9:43
角を曲がれば19番。
AM9:43

角を曲がるとバッタリ19番を打ち終えたお兄さんに会った。
朝、18番の坂道を早足で上って行ったお兄さん。
焼山寺の雨の中、足を引きずりながら歩いていた、あのお兄さん。

おはようございます。随分早いですね。
足はもう大丈夫ですか?
声を掛けると、にっこり笑ってくれた。
「大丈夫!昨日一緒だった人たちは?」
17番で別れたんです。
今日は何番まで行かれるんですか?
「今日は調子が良いから歩けるところまで行こうと思っているんだ。
今夜の宿は頼んでいるの?」
宿の手配は未だなんです。。。
金子やさん満杯で無理みたいなんですよ。

17番で休んでいる時、浜松のおじさんと東京のお兄さんは金子やさんに予約してたけど、Nさんがその後TELすると予約で一杯と断られた。
Nさん、なんとかなるさ。って言っていた。

「金子やさんに予約してあるんだ。21番まで行けるかもしれないから僕の予約分を回そうか?」
願ってもないこと!
お願いしても良いですか?
「聞いてみるよ。」そう言って、携帯から金子やさんに電話をしてくれた。
「予約をしている”岡田”ですが、僕の分の予約を他の人に回してもらっても良いですか?」
急いで、メモ紙に私の名前を書いてお兄さんに見せて。
「○○さんと言う、女の歩き遍路さんです。」
お兄さんが指を丸めてOKサインを出してくれた。
爽やかな好青年、岡田さんから今夜の宿を譲ってもらった。

「それじゃ、頑張って。」
お札の交換も忘れ、しどろもどろにお礼を言ってるうちにスタスタと行ってしまった。
とっても素敵なお兄さん「岡田」さん、ありがとうございました。
AM9:50


18番駐車場到着 AM8:02
18番出発AM8:30→19番到着AM9:50
18番から19番 4.0km 1時間10分(予定)→1時間20分(実時間)

10月3日 18番 恩山寺
デパートで土産を買い、長袖のTシャッツ靴下等をビニールの袋に入れ本家宛に送った。
少しでも荷物を軽くしたかった。
わずかな枚数が減っただけでもザックは軽く感じる。

ホテルの朝食は1F、7時からのバイキング料理を窓側の席で頂いた。
食後のコーヒーを飲みたかったがトイレが近くなるの止めた。
さて、出かけなくては。
フロントで清算を済ませ、井戸寺への道を教えてもらう。
井戸寺まで約、6.8km。

外へ出て驚いた。
Oさんが表で待っていてくれた。
昨日も井戸寺からホテルまでタクシーだったのに、又車でズルをしてしまった。。。

徳島の町中、国道192号線を通り井戸寺へ。
井戸寺の本堂にお参りし、再びR192からR55へ出て南へ約20km、Oさんから18番まで送ってもらった。
この日はホテルから17番→18番まで行き近くの宿、民宿ちばさんに泊まりの予定にしていたが車で移動となった。
昨日まで頑張ったから、私からのお接待よ。
Oさんの言葉に甘えてしまった。

歩けば私の足で5、6時間は掛かる距離が、30分で着いた。
AM8:02
18番恩山寺駐車場。
駐車場でOさんと別れこれから一人歩き。
車から降りると、本堂へ続く坂道の上の方で見覚えるのあるお遍路さんの姿が見えた。
焼山寺から雨の中を足を痛めたお兄さんが、足早に上っていった。
AM8:02 18番駐車場

駐車場からダラダラとした坂道を上っていく。
駐車場から

18番へ

5分ほど上ると、お迎えお大師の像。
お大師さま

この場所で春に来た時、記念撮影をした。
恩山寺の石碑の反対側に、大師母君「玉依御前ゆかりの寺」の石碑が建っている。
AM8:05

山門はなく石段の向こうに本堂が見える。
本堂への石段

AM8:07

水屋。
水屋

本堂。
18番 本堂

境内。
境内

梵鐘。
梵鐘

大師堂。
大師堂

大師堂

境内と大師堂。
境内

納経所へ。
納経所


AM7:30ホテル出発→17番→18番 27km車で移動。
18番駐車場到着 AM8:02

10月2日 17番 井戸寺
16番から町中を抜けR192へ出る。
教えてもらったうどん屋さんは国道沿いにあった。
先に着いていた浜松のおじさんが表に出て待っていてくれた。
PM1:40うどん屋さんでお昼休憩。

小上がりに上がらせてもらい、荷物を降ろし靴を脱いで足を伸ばした。

お腹が空いてうどん定食を注文した。
うどんはとても美味しかった。
かやくご飯は量が多過ぎ、Nさんから半分手伝ってもらった。

PM2:10
美味しいうどん屋さんの女将さん。
PM2:10

前を歩いているSさん、ずっと足を引きずっていた。
PM2:12

PM2:15
PM2:15

NさんとSさんの後姿。
PM2:19

PM2:30
PM2:30

田園風景の中に遍路標識。
PM2:35

PM2:40
17番井戸寺。
PM2:40

境内の写真を撮ったはずなのに写真がなかった。。^_^;
間違えて削除したようす…
写真を撮っているとき、境内にいらしたおばさんがどこから?声を掛けてくれた。
新潟からです。
「遠くからご苦労さま。私の家すぐそこなの。
ここから見えるだろう。ほらあの家だよ。よかったら家でコーヒーでも飲んでいったらいいよ。」
嬉しいお誘いだったけど丁寧にお断りした。
優しいおばさん、ありがとうございました。

今日の宿は井戸寺山門の前の松本屋に泊まるつもりでいた。
ところが、宿の前に「本日休み」の札が出ていた。
Oさんに連絡をした。
予定していた宿が今日は休みだったので、今夜徳島市内のホテルを取れないだろうか?
井戸寺にいると言うとこれから迎えに来てくれるという。
それは断りホテルだけお願いした。
折り返しOさんから阿波観光ホテルが取れたと連絡が入った。

浜松のおじさん、東京のお兄さん、Nさんは徳島駅前まで歩きビジネスホテルに泊まる。
オレ、今日は居酒屋へ行こう~。Nさんが楽しげに言っていた。

Sさんはうどん屋さんに入るとき、隣のタクシー会社のその隣に善人宿の看板が出ていたので泊めて貰えるか聞きに行っていた。
タクシー会社の人に聞いたら泊まれるけど食事や風呂はないから自分で調達と言われたそうだ。
食事はコンビニで買ってくると言っていた。
でも、ここからうどん屋さんのところまで戻るのは距離がある。
足がかなり痛む様子で、ずっと引きずって歩いていた。

私は徳島駅前まで歩く元気もないのでタクシーを呼んだ。
Sさんに、善人宿まで送るよ。声を掛けた。
遠回りになるからいいと遠慮してたけどその足じゃ無理だって。
Nさんにも勧められ私と一緒に行くことになった。

Sさんを、うどん屋さんの隣の善人宿まで送り、タクシーは引き返して徳島市内の阿波観光ホテルへ。
ホテルへ着いてビックリ。
このホテル、春に来たとき最初に泊まったホテルだった。
ここで始めて福島のWちゃんに会ったんだ。
部屋へ入って又々ビックリ。
広いダブルの部屋だった。
Oさんにホテルに着いたと連絡。
ダブルの部屋だよー!
どこも混んでいてここしか取れなかった。
部屋はダブルだけどシングル料金で交渉済みだからね、と言われた。

昨日の焼山寺の山越えのご褒美かな。
Oさん、ありがとうございました。

フロントにコインランドリーは有るか聞くと15分くらい歩かなければないらしい。
洗濯のために15分も歩くなんて考えられない。
往復で30分。乾燥に1時間も待たなければいけないのだろうし。
お風呂で下着や靴下を洗って広い部屋に並べておけば明日には乾く。
コインランドリーはパス。

せっかく駅前に来たのだから、お土産を買ってこよう。
遍路道にはお土産屋さんもデパートもないのだから。
着替えて、駅前の大きなデパートに行ってきた。

広いダブルのベッドにゴロゴロしながら本家へ連絡。
今日は予定していた宿が休みで急遽、徳島駅前のホテルです。
四国の友達がホテルを取ってくれました。

ゴロゴロしながら、1日の出来事を思い出していた。
14番で休んでいたとき、浜松のおじさんの言葉。
「愛知からきた若者は何を考えて四国へ来たんだろうね。
白衣も着ず納経もせず、真言も唱えなく、ただ回っているだけで何のために来たのかわからない。」
正統な(?)お遍路さんの浜松のおじさんには、Nさんは変なお遍路さんに見えるのだろうか。
休憩ばかり繰り返していると、かえって歩くの辛くなるよ。
私も言われた。
本当に私は休憩ばかりだったらから、親切に言って下さったのだけど、自分の歩くペースがあるし疲れてくると足が動かなくなる。
休憩の後が辛いのはわかっていたが、休まずにはいられなかった。

一人で歩くのが一番いいなぁと思った。
浜松のおじさん、きっとA型だね。
おじさんにA型でしょう?って聞いてみればよかった(^_^;)

植村旅館AM6:20出発→13番到着AM10:15
植村旅館から13番 約13.5km 3時間40分(予定)→3時間55分(実時間)
13番出発AM10:35→14番到着AM11:23
13番から14番 2.3km 40分(予定)→約45分(実時間)
14番出発PM11:55→15番到着PM12:10
14番から15番 0.8km 10分(予定)→15分(実時間)
15番出発PM12:30→16番到着PM1:00
15番から16番 1.8km 30分(予定)→30分(実時間)
16番出発PM1:20 
  昼休憩30分
昼休憩から16番到着PM2:40
16番から17番 2.9km 
井戸寺から徳島駅前、阿波観光ホテルまでタクシー。

歩いた距離21.3km

疲れが出て歩くのが苦痛だった。
ダラダラ歩き。
一緒に歩いてくれる人がいたから、なんとか1日歩けた感じ。
綺麗なホテルに泊まり、明日からは気持ちを切り替え真面目に歩こうと思った。
フカフカのベッドで中々眠れなかった。

10月2日 16番 観音寺
浜松のおじさん、東京のお兄さんを先頭にSさん、Nさんの後を着いて行く。
お腹が空いていたし暑さと筋肉痛の足が重くなりダラダラ歩きになっていた。

PM1:00
狭い道路に面した16番、観音寺の山門。
PM1:00

山門から正面が本堂。
16番 観音寺

本堂。
観音寺 本堂

大師堂。
観音寺 大師堂

境内。
本堂左手に納経所。
観音寺 境内

食堂はありませんか?浜松のおじさんが納経所の人に聞いてくれた。
17番へ行く手前、国道へ出ると美味しいうどん屋さんが有ると教えてもらった。

15番出発PM12:30→16番到着PM1:00
15番から16番 1.8km 30分(予定)→30分(実時間)

10月2日 15番 国分寺
AM11:55 14番出発。
浜松のおじさん、東京のお兄さん、Sさんが並んで歩きその後をNさん、私と続く。
先頭の3人は早足グループ。
Nさんは私に気を使いゆっくり歩いてくれた。
気を使われるとかえって負担になる。
なるべく早く歩こうと気は焦るが足が進まない。
疲れからか気持ちが乗らない。

PM12:10
14番から15分、15番に到着。
PM12:10

15番 国分寺山門。
15番 国分寺山門

境内と梵鐘。
境内と梵鐘

本堂。
東京のお兄さん。
本堂

本堂。
本堂

広い境内の正面に本堂、左手に大師堂がある。
境内と本堂


14番出発PM11:55→15番到着PM12:10
14番から15番 0.8km 10分(予定)→15分(実時間)

10月2日 14番 常楽寺
Sさんが一足先に出発し、その後Nさんと14番へ向かった。
足が痛いと言ってたけどSさんは足が速いよ。Nさんが言っていた。
Nさんだって速いじゃない。
一番遅いのは私よ。私は揺る足でマイペースで歩くからね。

AM10:35 13番出発。
15分ほど歩くと広い道路に出て次の札所の標識。
AM10:48

郵便局の前を通り橋を渡って真っ直ぐ。
郵便局の前で左折してきた軽トラと直進してきた乗用車が目の前でぶつかった。
haruねぇさん、行こう!巻き添えくって事情徴収などされたら大変だよ。
Nさんに引っ張られ、急ぎ足で通り過ぎた。
軽トラに乗っていたおばさんが、私はちゃんと前を見てたからね!大声を上げながら乗用車のおじさんに文句を言っていた。
どっちがどうなの?
多分、軽トラのおばさんが一時停止しなかったんだろう。
オレたちには関係ないんだから行こう。
衝突事故、目の前で見たのは始めて。
AM10:58

AM11:10
遍路標識。
AM11:10

前方に先に行ったSさんが歩いていた。
足が痛むのか、後ろからでも足を引きずっているのがわかった。
足の速いSさん

四国のワンコはノーリード?
車が来たら危ないだろうに気にもしていないように伸びをしたりくつろいでいた。
ノーリードのワンコ

AM11:20
もうすぐ14番。
AM11:20

常楽寺の案内板。
14番の案内標板

AM11:23 14番到着。
大きな池が左手有った。
AM11:23 14番

境内への石段。
団体さんのおじぃさんが石段を降りる途中で足を踏み外したのか転がり落ちた。
転んだおじぃさん、痛かった筈なのに笑っていた。
本堂までの石段

境内に入ると歩きにくい大岩盤でできた「流水岩の庭園」。
左手に水屋と梵鐘。
水屋と梵鐘

正面に本堂。右手に大師堂。
本堂に覆いかぶさるように大きな櫟の木。
別名「あららぎの霊木」と呼ばれている。
境内

納経を済ませベンチで休憩。
浜松のおじさんとSさん。
Sさんの握っているのが焼山寺から使っている、お杖代わりの木の棒。
境内にて


13番出発AM10:35→14番到着AM11:23
13番から14番 2.3km 40分(予定)→約45分(実時間)

10月2日 13番 大日寺
AM5:20起床。
洗濯ロープに掛けておいた濡れた衣服を触ってみると、ジーンズや厚手のものや靴下が完全に乾いてはいなかった。
しょうがない、生乾きのままザックに詰めた。

筋肉痛で狭い階段の上がり降りが辛い。
洗面とトイレを済ませ部屋に戻り、荷物を纏める。
使った布団を片付け、たたまれている2組の布団の隣に並べ、ゴミを片付け、忘れ物はないか点検。
昨夜のうちに朝食を6時にお願いしていた。
ご飯出来ているよー。声を掛けられ荷物を持って降りた。

レオンさんが食事の時、休んでから行く。と言った。
昨日の焼山寺の山越えがかなり応えているようだ。
何度も滑って転んでいたし、雨に濡れ風邪でも引いたのだろうか。
Nさんに、ゆっくり休んだ方が良いと言われていた。

私は足が遅いから一足先に出発するからね。
レオンさん、気をつけてね。
お先に行きます。

植村旅館さん、支払い¥7,000-。

新聞紙を詰めていたので靴は乾いていた。
筋肉痛が酷く歩けるだろうか心配していたが、靴を履くと足の痛みは感じず歩き出せた。
AM6:20植村旅館出発。
雨上がりの冷えた空気の中、人通りのない静かな道を歩き出した。

10分ほど道なりに歩いて行くと、13番大日寺まで13kmの標識が出ていた。
AM6:30

AM6:35
早い時間のせいか人の姿はなかった。
AM6:35

AM6:40
右手に鮎喰川。
水が澄んで綺麗なグリーン色をしていた。
AM6:40

AM7:20
1時間歩いて休憩。
AM7:40
教えてもらった目印の郵便局が見えてきた。
AM7:40

AM7:45
郵便局から右へ曲がり、橋を渡る。
AM7:45

AM7:50

AM8:00
橋を渡り、左へ曲がる。
町中の道路は、そろそろ通勤時の頃、車の量が増えていた。
直ぐ脇が車道の狭い道。
すれ違いの車が通るたび、脇に避けて通り過ぎるのを待つ。
13番大日寺まで7.6km
旅館から1時間20分、約3キロ歩いた。
出発した頃は体は軽く感じたけど、山越えの疲れのせいか、足が重くなりダラダラ歩きで時間が掛かっていた。
AM8:00

AM8:40
足が重く、2回目の休憩。
閉まっているお店の駐車場に座り込み、あーちゃんpapaに今日の予定のメールを送る。

AM9:12
鮎喰川沿いの長い道が続く。
AM9:12

AM9:20
3回目の休憩。
出発から約10km、3時間。
自販機が並んだ酒屋さんの店先にザックを降ろし、水を買って休ませて貰った。
カメラを向けると白いワンコが尻尾を振ってくれた。
AM9:40

AM10:10
13番の駐車場。
出発から1時間ほど調子が良く歩けたが、だん々体も足も重くなり、町中から鮎喰川沿いの一本道は足が少しも進まず、13番の駐車場までとても長く感じた。
AM10:10

駐車場から直ぐに13番大日寺が見えた。
AM10:13

AM10:15
13番 大日寺。
13番 大日寺

水屋。
13番水屋

本堂。
13番 本堂

大師堂。
13番 大師堂

納経所としあわせ観音。
手を合わせたところに観音さまがおられる。
13番 納経所


参拝、納経を済ませ、納経所の外のベンチに腰を降ろして休んでいるとNさんSさんが到着。
10番の途中で会った三重のおじさんや浜松のおじさんも到着。
私たちが泊まった植村旅館の方が13番には近いのに、距離の多い神山温泉から歩いてこられた浜松のおじさんたちは同じような時間に着いた。
みんな足が速いね。

浜松のおじさん、神山温泉は良かったよー。と言っていた。
どうせ、タクシーで行くなら私たちも神山温泉に泊まればよかった、温泉でゆっくりしたかった。。。
歩く距離を考えたら植村旅館でよかったのだけど。。。

今までの宿が良かったから比べてしまう。
¥7,000だったよね。ちょっと高くない?
Nさんに言うと、
「うーん。。ちょっとね。オレたち相部屋だったのに。でも広い部屋だったし¥500くらいどうってことないよ。」
広くたってあの部屋って相部屋専門みたい。お布団が3組たたまれていたよ。

そう言えば、レオンさんは?
Nさんたち何時頃出発だったの?

「出たのは7時頃だったかな。
レオンさん、タクシー呼ぶって言ってたよ。オレたちが出る頃、部屋を覗いたら布団の上で横になっていた。」

レオンさん、焼山寺の山越えがよほど応え、今までの明るさや元気がすっかりなくなり会話も少なかった。
この先大丈夫なのだろうか。
心配になったが、「ワタシハ、オヘンロサンデス。」いつも言っていた。
自分の足だけが頼りなのだ。
体調を壊したり、足を傷めたら途中で引き返すか、体調が良くなるまで待つしかない。
誰も代わってやることは出来ないのだ。
レオンさん、頑張って。

植村旅館AM6:20出発→13番到着AM10:15
植村旅館から13番 約13.5km 3時間40分(予定)→3時間55分(実時間)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。