アランと一緒に四国遍路。

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87番 長尾寺
10月23日  



                  
                     87番 長尾寺
 
                     街道テクテク撮影



仁王門から境内に入って驚いた。
撮影見学の人でごった返している。
参道の両脇に人だかり、境内に機材を持って歩き回る人、ライトを照らし大きなカメラを持ってる人。。。
NHK街道テクテクの撮影にぶつかってしまった。。。  

土産物屋の前のベンチに吉○さん、今治さん、カーゴパンツお遍路さんの姿が見えた。
吉○さんが私を見つけ手を振りながら呼んでいる。
人垣を別けながらベンチへ行った。

「おはよう、早かったね。」
おはようございます。撮影ですか?
「NHKの撮影だよ。何時に出てきたの?」
あ~。。。宿を5時半頃に出発したんです。
「すごいね、2時間で来たんだね。」

吉○さん、今治さん、カーゴパンツお遍路さん、私が早く着いたと驚いていた。
吉○さんが此処に荷物を置いたら良いよと隣に隙間を作ってくれた。

参拝は出来ないんですか?みなさんもまだなんですか?
「私たちは早くに済ませたけど、これが終わるまでダメだろうね。」
早く着いても参拝が出来ないなら急いだ意味がない・・・(-_-;)
「終わるまで諦めるより仕方がないよ。」

見学の人を参道に並べたり、ご住職に歩いてくる指示をスタッフの人が何度も説明している。
リハーサルと言うのだろうか、カメラの位置を直したりライトの方向を変えたり四元さんとご住職、見学の人たちに指示を出している。
そのうち雨になってきた。

リハーサルでは土産物屋の前で、ご住職が四元さんに説明だったのが本降りになってきたので急遽、土産物屋の中での撮影になった。
トイレに行こうと思ったら、土産物屋の中で撮影になったので中へは入れなくなった。。。

撮影スタッフさんの近くにいた今治さんとカーゴパンツお遍路さんが、
「僕たち映されたみたいだよ。」と興奮しながら戻ってきた。
え~。。撮られちゃったんですかー?
「多分ね。近くに行ったら良いよ。」
やだ。。テレビに映るなんて。。
「嫌なんですか?良い記念になりますよ。」

街道テクテクの車。
街道テクテク
リハーサル中。
街道テクテク
リハーサル中。
街道テクテク
ここで本番だったが雨が本降りになってきたので急遽、お土産屋の中へ移動になった。
街道テクテク
ようやく撮影が終わると四元さんが土産物屋の前に立ち撮影会。
見学客たちが一斉にデジカメや携帯を向ける。
スタッフの人が大声で「一人、2枚までです!2枚撮ったら後ろにいる人と交代してください~!」と叫んでいた。
今治さん、カーゴパンツお遍路さん、携帯を取り出し人だかりのところへ行った。
街道テクテク



長尾寺へ
10月23日 



                       栄荘 → 87番 長尾寺

                       7.1km  2時間10分



4時40分に携帯の目覚ましが鳴った。
緩々と布団から抜け出し窓のカーテンを開け外を見ると雨は降っていなかったが外は真っ暗だった。
足音をしのばせ廊下に出てトイレ、洗面。

部屋に戻り布団をたたみテレビを着け天気予報を探す。
今日の高松、曇りのち雨。
荷物を纏め、雨具を直ぐ出せるようザックの中身を入れ替える。

5時10分、身支度を済ませ静かに階下へ。
玄関に出るはずなのに廊下の先のお風呂場の隣の洗面所に入ってしまった。。
また間違えた・・・(^_^;)

気を取り直し引き返すと廊下の角で宿のおねえさんと鉢合せになった。
あ~おはようございます、お世話になりました。
「こんなに早く出発するの?!」
寝巻きのままのおねえさん、びっくりしながらちょっと待っててと言い、奥へ行った。
玄関に荷物を置き靴を履いてしばらく待っていた。
料金は早出なのでと夕食のときに支払いを済ませていたけど何だろうと思っていると、
おねえさんがビニール袋を持って戻ってきた。
「これ、おにぎりを入れておいたから持って行きなさい。」
おにぎり、玉子焼き、缶ウーロン茶が入っていた。

ありがとうございます、頂いていきます。
女将さんにもよろしくお伝えください。

おにぎりの入ったビニール袋をザックに入れ、5時20分栄荘出発。

栄荘から志度寺へ向かい仁王門の前から右へ、国道3号線を真っ直ぐ南下。
人も車も通ってなく暗い道をひたすら進む。
手が冷たくなってズボンのポケットに入れてた手袋をつける。

国道沿いに案内板が出ていたが暗くて見えない。
残されたお寺は後二つ。
そんなに急がなくても良いはずなのに、何故か気持ちが逸り足が勝手に速くなっていた。

左手に突然、オレンジ色の明かりが見えてきた。
駅のような建物とそこから一画がオレンジ色に包まれている。
「←オレンジタウン駅」と案内標識が読み取れた。
昼間に見たら別にどうってこともない景色なのだろうがその時は、まるでその部分だけ異次元の世界か宇宙ステーションのような感じの景色に見えた。
写真を撮ったがブレていた。。。

6時過ぎた頃から明るくなってきた。
栄荘を出て1時間、どこかに休み場所がないかと思っていたら国道脇に自販機が並び側にベンチが置かれているバス停のようなところがあった。
ベンチにザックを降ろし、ビニール袋を敷き腰を降ろし裸足になった。
栄荘で頂いたウーロン茶を飲んで10分休憩。

6:20
6:20
県道が一旦JR高徳線に近づいた後、また離れると遍路道は県道から左の旧道に分かれ田舎道を進む。

6:35
6:35
旧道に入るとすぐに八十七番奥の院番外霊場玉泉寺。
外から写真を撮って通過した。

6:40
6:40 玉泉寺
玉泉寺から遍路道を南下、広瀬橋のところで県道3号線を右へ。

6:47
6:47
川沿いの小道を進む。

6:55
6:55
川沿いの道を進んで行くと橋のたもとに休憩所があった。
最近建てられたようなまだ新しい休憩所。

7:00
7:00
ザックを降ろし靴を脱ぎ裸足になる。
ここまで来れば長尾寺まで後少し、10分休憩。

休憩所の中の案内板。
案内板
へんろ橋を渡る。

7:10
7:10 へんろ橋
田圃道。

←志度寺 5.8km 玉泉寺 1.5km
                      大窪寺 17.9km 長尾寺 1.3km→
7:12
7:12
真っ直ぐ南に向かって行くと路地のような狭い遍路道を右に曲がり87番長尾寺の横に出て右に回り込むと大きな草鞋が掛けられ門の中には鐘が吊された仁王門があった。

87番 長尾寺仁王門到着。
7:30
7:30 長尾寺




栄荘
10月22日


                   86番 志度寺 → 栄荘



志度寺門前。
86番門前
志度寺の前に長尾寺への案内が出ていたので明日の道順を確認。

←長尾寺 7.4km
長尾寺へ案内
自販機で水を買い、栄荘に戻る。

15:45
15:45栄荘
優しそうな女将さんが2階の部屋へ案内してくれた。

お風呂は直ぐ入れるそうなので浴衣に着替え洗濯物をビニール袋に詰め階下へ。
広い洗面所の隣がお風呂場。
洗面所にドライヤー、歯ブラシなどが置かれている。

洗濯乾燥機が設置され乾燥料金が¥200-。
洗濯洗剤無料。
小銭がなかったので宿泊料金と一緒にしてもらう。

広い湯船の一番風呂に浸かった。
髪を洗いお湯に浸かり手足を伸ばす。
思わず”ごくらく、ごくらく”と言っていた(笑)

お風呂から上がり少しドライヤーで髪を乾かし終わっていた洗濯物を乾燥機に入れて洗面所を出たのだが2階への階段が見つからない・・・
うろちょろしてたら女将さんが、こっちこっちと教えてくれた(^_^;)
表から見るとそんなでもなかったのに中は広く迷路のような造りのお宿だった。

部屋に戻り布団を敷き荷物の整理。
あーちゃんpapaに宿に着いたと連絡。
今日のメモを書き終えると眠くなってきた。
夕食まで布団の上で横になっていた。

6時から夕食。
1階の広間に長テーブルが並んでいる。
団体さんでもゆっくりできるような大広間。

この日の泊まりは3人。
背の高いメガネを掛けた男の歩き遍路さんと年配の車お遍路さんに囲まれて真ん中に座る。
端の方がいいです、と言ったのだけどここで良いわよと女将さんに言われてしまった。

女将さんがお給仕をしてくれた。
テーブルの上に大きな海老の姿焼き、煮物、天麩羅、お魚がメインの豪華な食事。
二人がお酒を頼んだので私もビールを注文。

歩き遍路さんが屋島の下り坂はきつかったと言い出したら女将さんが、
「みなさんは大丈夫でしたか?あそこで転げ落ちたお遍路さんがいたんですよ。」と言った。
え~!それは大変な怪我をしたでしょう、と歩き遍路さん。
「それがね、転び方が上手かったのか、かすり傷で済んだだけなんだけどザックの肩ベルトが木に引っ掛って宙吊り状態、自力では下りられず丁度下りてきたお遍路さんになんとか降ろしてもらったそうですよ。」という恐い話を聞かせてくれた。

食事の後、明日は5時頃出発予定にして朝食抜きで清算してもらう。

                   栄荘 
                    1泊夕食・ビール・乾燥機代込み¥6,780-


乾燥機から洗濯物を出し部屋に戻ると携帯にOさんからの着信が入っていた。
急いでOさんに電話を入れる。

食事で携帯を部屋に置いていっちゃってごめんなさい。
今日は86番まででお寺の近くの栄荘です。
「そうなんだ、それじゃいよいよ明日は結願だね。今日ね、私も志度寺に行ったんだよ」
え~!志度寺にいたんですか?!私、志度寺に着いたの3時過ぎでした。
「一国参りのツアーだったの。時間がなかったからゆっくり出来なかったけど志度寺で若い男のお遍路さん二人に会ったよ。」

”若い男のお遍路さん”と聞いて、その二人はきっとカーゴパンツお遍路さんと今治さんだと思った。

「明日は女体山を上るの?」
はい、それで明日は早出、ここを5時頃に出発します。
「そんなに早くに?」
明日は雨予報だし女体山でどのくらい時間が掛かるかわからないし88番から白鳥温泉まで9km以上あるんですよ。午前中に女体山に登れたら楽かなって思って・・・
「明日、休みを取ったから大窪寺で待っているよ。大窪寺の前の茶店でマツタケ蕎麦を予約してるんだよ。」
わぁ、マツタケ蕎麦ですか!それは豪華ですね。それにわざわざお休みまで取ってくれたなんて大丈夫なんですか?
「大丈夫大丈夫!ここんとこ休みも取らずに働き通しだったんだから。haruさんの結願祝いだよ。」
それならお言葉に甘えてマツタケ蕎麦を楽しみに頑張ります!
前山ダムのところに”へんろサロン”がありますよね、そこに着いたら電話を入れます。
「わかった、それじゃ待ってるよ。急がないくて良いのだから怪我をしないよう気をつけてね。」

トイレに行き洗面所で歯を磨て目覚ましを4時半にセットし布団に潜りこんだ。
洗面所に行く時、車遍路さんの部屋の前を通ると「明日は結願、88番から1番に廻ってから帰るよ。」と携帯電話をしている声が聞こえた。




                屋島ローヤルホテル → 志度 栄荘

                   20km  36,313歩
                
     
                   

86番 志度寺
10月22日  



                      第八十六番札所 補陀落山(ふだらくざん) 志度寺  


推古天皇の33年(625)、志度湾に漂着した霊木を薗子尼が草庵に持ち帰り、仏師に十一面観音像を彫らせて堂を建てたのが始まりとされる。 



志度寺門前より五重塔を望む。
仁王門と五重塔
境内。
境内
境内。
境内
五重塔。
五重塔
広い境内を歩いて行くとばったり今治さんに会った。

「吉○さんが駅で泊まれないか交渉に行ってるんです。僕は何処でもいいのでお任せしてこれから食料を仕入れ(笑)」
志度寺の駅に泊まるんですか?
「まだわからないけどね。ダメだったらもう少し先まで行くことになるかな。」
今日中に長尾寺まで行くのかと思っていました。
「僕は大丈夫だけど吉○さんの体調がちょっと良くないのでここら辺にしょうかなって。荷物は?」
私、今日のお宿は栄荘なんです。来る途中、荷物を置いてきました。
「そうなんだ。明日は女体山を行くの?」
そのつもり。今日は早めに宿で休んで明日早くに出ようと思ってるんです。
「明日は雨予報なんだよね。女体山、きびしいかもね。それじゃ、ゆっくり休んで明日は頑張って。」
はい、そうします。
吉○さんによろしくお伝えてください。
「言っておきます。それじゃ。」
気をつけて。
あ~。。お写真いいですか?

今治さんの後ろは護摩堂。
今治さん
今治さんと別れ本堂に向かう。

参道の正面に本堂。
境内と本堂
本堂。
本堂
本堂。
本堂
大師堂。
大師堂
大師堂。
大師堂
本堂と大師堂の間の渡り廊下のようなところにある納経所。
納経所
参拝を済ませ納経所で御朱印を頂き仁王門を出る。

15:35
15:35



志度寺へ
10月22日  



                     二ツ池親水公園 → 86番 志度寺

                            4.5km 1時間40分



二ツ池親水公園を見下ろしながらガードレールに寄りかかり待っていてくれたお遍路さんと並んで歩く。
私、新潟の○○です。足が遅いのでお急ぎでしたら先に行かれてください。
「私は奈良の吉○です。大丈夫ですよ、私もゆっくりですから。若者と同行になって一緒に野宿してるんですよ。八栗寺で大人しそうな若者に会ったでしょう?」
あ~。。タオルの若い男のお遍路さんですか?」
「そうそう、あの青年。彼はね、実家が今治なんだそうです。東京の方に勤めているけどなんだか急にお遍路に出たくなったとか言ってましたよ。気が合っていろいろ話をしてるうちに野宿の仲になったんですよ(笑)」

野宿しながらと聞いて少し驚いた。
吉○さんも見かけた若い男のお遍路さん(今治さん)もそんな感じじゃなかったけどな・・・

そんな感じってどんな感じ?と突っ込まれると返答に困るけど・・・
野宿って凄く大きな荷物を背負って日焼けして真っ黒になっている、そんなイメージを持っていた。
吉○さんの背負ってるザックは私とそう変わらないし背が高くスマートで長めのシルバーグレーの髪がウェーブしているのがいい感じでとても穏やかな優しい雰囲気をしている。
洒落たスーツが似合い会社では女性に人気があってにモテモテの感じなんだものね。

吉○さんは5巡目のお遍路。
今まで出会ったお遍路さんや宿のこと等いろんなエピソードを聞かせてくれた。

国道145号からしばらく行くと琴電、八栗新道駅に出て国道11号線に合流した。
「ここから車が多くなってきますから先に歩いてください。」
いえ、吉○さんが先に。私、後ろから着いていきます。
「私の速さで大丈夫ですか?まだ若者も来ませんし急ぎませんよ。」
あ~、あの人のことを待っていなくて良いのですか?
「構いません、そのうち追いついて来るでしょう。若者は元気パワーが余っていますから(笑)」


国道11号線を東に進んで行くと左手に道の駅・むれが見えてきた。
山田家さんでうどんは送ったが土産はそれだけと言う訳にもいかない、どこかで調達しなければと思っていたので丁度良かった。
道の駅なら名産品があるだろう。

私、土産を買わなくてはいけないので道の駅に寄って行きます。
「それじゃ、私もそこで彼を待ちますよ。」

道の駅・源平の里むれ
14:10。
14:10 道の駅・源平の里むれ
吉○さんと道の駅の入り口で別れ中に入り少し見学。
「源平合戦最中」と「おととせんべい」を選び発送してもらった。
建物の外に出ると休憩所に吉○さんと追いついた今治さんがベンチに腰を降ろし、その側に3人の男のお遍路さんが座っていた。
カーゴパンツお遍路さん以外、今まで全々お遍路さんには会わなかったのにどこにいたのだろうー?

空いてるベンチにザックを降ろし私も休憩。
吉○さんたちはタバコを吸い終えると腰を上げ荷物を背負い始めた。
「私たちそろそろ出発しますが一緒に行きますか?」
私、もう少し休んでからにします。
「そうですか、それでは一足先に行きますね。志度寺はここから真っ直ぐですよ。それじゃまた、どこかで。」
ありがとうございました。お気をつけて。
「あなたもね。それではお先に。」
吉○さん一行は今治さんを先頭に道の駅・むれを出発して国道11号線へ行った。

道の駅で20分休み2時30分出発。

看板。
「ようこそ 源平の里 さぬき市志度へ」
←平賀源内先生遺品館 30m左折

14:46
14:46
やがて右手にJR志度寺駅。
JR志度駅
国道11号線から左に入る。

↑86番志度寺 700m
門前町
左手に琴電志度寺駅。

14:57
14:57JR志度駅
志度寺への案内。

15:00
15:00
栄荘に到着し玄関に入って声を掛けると女の人が出て来られた。
予約した○○です。
「早かったですね、これから志度寺ですか?」
はい、これからです。荷物を置かせてもらっても良いですか?
「どうぞ置いて行ってください。ゆっくりお参りしてきたら良いですよ。」

ザックを板場の脇に置き、線香ロウソクの入った巾着と納経帖を出し遍路カバンに入れる。
それではお願いします。

空身になって志度寺に向かう。
栄荘
正面に志度寺。

15:10
15:10
仁王門の手前に志度寺の塔頭自性院常楽寺。
「平賀源内の墓所」の立て看板。
地蔵寺
86番・志度寺仁王門に到着。

15:10
15:10志度寺




二ツ池親水公園
10月22日    




                  85番 八栗寺 → 二ツ池親水公園

                          2km 40分



八栗寺大師堂の先から出て車道を下る。

12:30
12:30
少し行くと何処からか犬の鳴き声が聞こえてきた。
くぐもった太い声、この鳴き声はGR!
辺りを見渡すと空き地の先に古びているが元は土産物屋か食堂のような感じの建物があった。
表のガラス戸が開いていたので中を覗くとやっぱり大小のワンコがいた。

畑仕事をしていたようなおばさんが外にいたので触ってもいいですか?と尋ねると笑いながらいいよ、と言ってくれた。
おばさんと一緒に中に入ると待ってましたとばかりに甘えん坊のGRワンコが飛びついてくれた。
「こっちは良いけど、これは気が強いから触っちゃダメだよ。」
小さいワンコ、シーズーの方が年上でGRは1歳半くらい(だったかなー?)なんだって。
GRワンコがあそぼ~!とじゃれてくる側でシーズーが体を震わせうぅぅー!と唸り声をあげていた(笑)
12:40
おばさんにお礼を言って車道に戻る。
舗装された車道は両脇に木々が茂り日差しを覆っているので涼しく快適だったが、かなりの下り坂で足に負担がかかる。
車が来ないのを見計らい坂道をジグザクに下りて行く。
この坂道での歩き方、春に同行になった東京のK氏に教えてもらったジグザク歩き。
真っ直ぐに急坂を下りるより足や膝への負担が軽くなる。

12:43
12:43
国道145号線を南に下って行く右手に二ツ池親水公園。
トイレもあるのでここで休憩。

13:10
13:10 二ツ池親水公園
車道から下りて池の側のベンチにザックを降ろす。
二ツ池親水公園
先ずはトイレ。
車道から下りた直ぐのところに水洗のトイレ。
二ツ池親水公園
整備された広い公園。
二ツ池親水公園
自販機で水を買ってベンチに座り靴を脱ぎ裸足になる。
二ツ池親水公園
冷たい水を飲みながら景色を眺め、のんびりくつろいでいると車道をお遍路さんが下りて来た。
公園の入り口の辺りで立ち止まり手摺に寄り掛かりタバコを取り出した。

「気持ちよさそうな休憩所ですね~」
ベンチもトイレもあるし良い場所ですよ。休んで行かれませんか?
「下まで行くのが億劫なんで此処で休みますよ(笑)今日はどちらまでですか?」
86番までです。宿も予約したのでゆっくりして行きます。
「私も86番までかな。じゃ、一緒に行きませんか?」
あ~私揺る足ですから。。。
「私も揺る足ですよ。急ぎの旅ではありませんからね(笑)」
それならお願いします、今支度します。
「いやいや、急がなくて良いですよ。ゆっくり休んでください、待ってますから。」
13:30
タバコを吸いながら待っていてくれたお遍路さんと此処から同行。

二ツ池親水公園で20分休み1時半出発。



85番 八栗寺
10月22日  



                  
                      第八十五番札所 五剣山(ごけんざん)八栗寺   

屋島の対岸にそびえる五剣山(標高375メートル)の中腹に建つ山寺。
仁王門の正面、八栗山を背にして本堂、右手に鐘楼、左手に聖天堂・護摩堂と納経所が並んでいる。
本堂から右手に行くと、大師堂、多宝塔がありケーブル山頂駅へと続いている。


境内。
境内
納経所近くベンチにザックを降ろし中からロウソク線香の入った巾着を出し納経帖をカバンに入れる。
境内
本堂。
本堂
檜皮葺の立派な建物、歓喜天を祀る聖天堂。
歓喜天
寛政3年(1791)の建立で会津八一の歌銘と五剣山と波文模様を鋳刻した美術梵鐘。
鐘楼
境内。
境内
大師堂へ向かう参道。
境内
大師堂と多宝塔。
境内
大師堂。
大師堂
大師堂。
大師堂
多宝塔。
多宝塔
石塔。
石塔
大師堂から納経所へ戻り御朱印を頂く。

巾着、納経帖をザックに詰めていると歓喜天の前で来る途中のお接待所で休んでいた若い男のお遍路さんが此処で良いの?のような顔をしながら辺りをキョロキョロ。
もしかしてー?
側に行き、あの、此処は大師堂ではないですよ、と声を掛けた。
「あ~、此処は大師堂じゃないんですか?」
大師堂は向こう、あの参道を右に行ったところです。
「ありがとうございました。」

私も境内に入って大師堂が何処かわからず納経所の人に教えてもらった。
立派な歓喜天の建物を大師堂と間違えるお遍路さんもいるよ。。

納経所。
納経所
参拝納経を済ませベンチで冷たい水を飲み休憩。

12時30分、仁王門に戻らず大師堂を下る裏門から出て86番へ向かう。





85番 八栗寺
10月22日  


                       山田家 → 85番 八栗寺

                        2.5km  50分



山田家を出てダラダラと続く坂道を上り国道146号を進む。
この辺りは石の町とのことでやたらと石屋さんが目立つ。

「石の民族資料館→徒歩3分」の看板。
石の里のアーティストたち 10/4~11/3

四国のみち
←85番 八栗寺

↑P 八栗寺 ケーブルのりば

11:18    
11:18
↑八栗寺

前方、鳥居の右手の建物、八栗寺ケーブルカーのりば・八栗登山口駅。

11:20
11:20
八栗ケーブルの駅横から鳥居を潜ると急坂が始まった。

11:22
11:22
八栗ケーブルカー。
白衣のお遍路さんたちの姿が見えた。
八栗ケーブルカー
「寅さんも食べた草餅」という看板の草餅屋さん。
11:25
看板につられて草餅を1個買った。100-。
その場で手作りしていて、「ハイ、大きいのだよ。」と明るいおばさんが出来立ての草餅をビニール袋に入れてくれた。
草餅をカバンにしまいながらおばさんと立ち話。

「今日は何処まで行くの?」
86番近くの栄荘です。
「栄荘なの?それは良かった。栄荘は料理屋さんもやってて食事がとても美味しくて豪華なんだよ。女将さんが親切な人で翌日のおにぎりとおかずの玉子焼きをお接待してくれるのよ。こんなに親切にしてくれる旅館はそうそうないよ。お遍路さんは良い宿に当たったね。」
そうなんですか。
足の早い人は87番辺りまで行かれるようですが後少しで88番と思うとなんだか急いで行くのが勿体無いような気がしてあちこち寄り道ばかりしながらなんです。
「それがいいよ、そんなに急がなくてもゆっくりあちこち見ながら行くのも良いことよ。あ~途中に美味しいうどん屋さんがあったんだけど寄って来た?」
山田家さんですか?
「そそー、山田家。有名なんだよ。」
お昼には早かったんですが食べてきました。それとお土産に送りました。
「それは良かったね。みんな美味しいって喜んでくれるわよ。お遍路さんは何処から来たの?」
私、新潟です。
「おやまぁ、新潟からとは遠くからご苦労さんね。少し前に登って行った外人さんにも教えたんだけどこの先に飲み物やお菓子も用意しているお接待所があるからそこで休んでいったら良いわよ。」
餅の本家
少し登って行くと石の鳥居があった。
参道の途中には、ところどころに石仏が祀られている。

11:43
11:43
急坂の途中に草餅屋のおばさんが言っていたお接待所があった。
休憩所と言うより町内の集会所のような綺麗な新しい建物で縁側のようなところに外人さんと若い男のお遍路さんが休んでいた。
お接待所の中からおばさんとおじさんが「休んでいかれませんか?」と手招きしてくれた。
ありがとうございます、と頭を下げ寄らずに石段を登る。
坂道が険しくなってきたところを左に回り込むと急に平らなところに出て、さらに急な道を登る。

11:55
11:55
少し登ると、また石の鳥居が出てきた。
鳥居の先に仁王門が見えてきた。

11:56
11:56
85番・八栗寺仁王門到着。

12:00
12:00




うどん本陣山田家
10月22日  



                    番外・洲崎寺 → うどん本陣山田家

                               15分



洲崎寺を出て遍路道の坂道を上る。
石の看板と「↑うどん山田家」の矢印を見ながら進んで行く。
前方にこれから登る五剣山が近づいてくる。
昔は、ごつごつした山塊が五つあったそうだが、宝永3(1706)年の地震で東の峰が崩れ、今は四つの峰だけになっている。

10:25
10:25
牟礼北小の先で細い遍路道を上がって行くと「うどん山田家」の前に出た。

10:30
10:30
古い造り酒屋を店舗にした「うどん本陣山田屋」。
広い駐車場に車が何台も止まっている。

店内に入るとショーケースにうどんが陳列されている。
地方発送も出来るので本家、親戚、知人、妹、自宅用の分を送る。

ベンチに荷物を置き、うどんを選び発送伝票に宛名を書き込んでいると、
「お疲れさまです。」と声を掛けられ顔を上げるとカーゴパンツお遍路さんが立っていた。
あれ~、此処でうどん食べたんですね。美味しかったでしょう。
「早かったけど昼食にしました(笑)先、有名なうどん屋さんって教えてくれたでしょう。とっても美味しかったです。それじゃ、お先に。」

な~んだ、興味がないような顔をしてたくせにと可笑しくなった。
宛名を書き終え、レジの人に”私もうどん食べていきます”と支払いを済ませ荷物を持って店内奥に行く。

10:35
10:35
奥には座敷もあったが入り口近くのテーブル席に着きザックを降ろす。

冷たいうどんと天麩羅セット。
うどん発送の分と一緒に支払いをしたので昼食代はメモしていなかった。。(^_^;)
11:00
うどんを食べ終えて今日の宿の手配。

屋島の下りはきつかった。。これから八栗寺への登りが待っている。
さて、どこまで行けるか距離計算。
八栗寺から86番志度寺まで約7km、此処から約8km。
86番から87番まで7km。
しばらく迷って今日の宿は86番近くの栄荘に予約の電話を入れた。

トイレに行き身支度をしていると隣の席のご夫婦に、
「どちらからですか?」と尋ねられた。
新潟です。と応えると、
「それは遠くからご苦労さまです。私たちもいつか二人で廻りたいと思っていたのですがいつの間にかこの年になってしまいあちこちにガタがきて歩いてはとても無理と言っていたところなんです。これ荷物になりますが持って行ってください。」
と、紙袋を持たせてくれた。
中にキャンディーとお菓子が入っていた。
ありがとうございます、頂いていきます。
奥さんがニコニコと笑顔で見送ってくれた。

11:10
11:10
山田家、出発。

11:15
11:15



番外 洲崎寺
10月22日  



                    岩村休憩所 → 番外 洲崎寺

                          2km 30分



屋島ドライブウエイを横切り急坂の遍路道を下る。

9:25
9:25
佐藤継信の墓の辺りまで下りてくると民家もあり道もほぼ平坦になった。

屋島の合戦で九郎義経の身代わりとなって敵の猛将・平教経の矢を受け命を落とした奥州武者・佐藤継信、およびその継信の供養にと贈られた九郎の馬・太夫黒とが広い敷地内に葬られている。

佐藤継信(さとうつぎのぶ)の墓。
佐藤継信の墓
遍路道標 
八栗寺 →

9:29
9:29
佐藤継信の墓から坂を下り道なりに南下したところに安徳天皇社。

【寿永2年(1183)平宗盛は、安徳天皇を奉じて一の谷から屋島に来ました。
ここは、壇ノ浦の入り江にのぞみ、後ろに険しい屋島の峰、東に八栗の山をひかえ、戦いには地の利を得たところであったので宗盛は、行宮を建て武士の陣営を造りました。
安徳天皇社のあたりが行宮跡であったといわれています。
                                        高松市
                                        高松観光協会 】
安徳天皇社
一の谷の合戦で大敗、屋島に逃げた平宗盛が軍司に命じて造営した幼帝・安徳天皇の行宮跡。
安徳天皇の死後この地を霊所として祀っている。
安徳天皇社
安徳天皇社から相引川に架かる高橋(たかばし)を渡り牟礼町へ入る。

マルナカ←東へ150m。

道標石標
 ← 85番八栗寺 2.7km。

9:45
9:45
洲崎寺駐車場→

9:50 
9:50
洲崎堂。
洲崎堂
橋を渡りスーパーマルナカの横を通り過ぎたところの信号を真っすぐに進み右折して直ぐのところに洲崎寺。

              番外 眺海山(ちょうかいざん)・洲崎寺

源平合戦ゆかりの寺として知られ源平合戦の頃は屋島が文字通り島であり洲崎寺はその対岸にあった。
世に名高い屋島の合戦で屋島にほど近い洲崎寺は戦火に巻き込まれ、焦土と化した。
義経によって堂宇の建立をみたが、長曾我部氏の兵火で焼失。
元禄年間になって復健、遍路の通じる路傍の堂として名高い霊場、真念の墓のある白い塀に囲まれている。

9:55
9:55洲崎寺
洲崎寺説明板。
【洲崎寺は眺海山円通院と号し、大同年間(806~)に弘法大師により創建されました。
本尊である「聖観世音菩薩」は大師の作と伝えられています。
源平合戦・長曾我部氏の侵攻により焼かれるなど繁栄と衰退を繰り返し、元禄十二年(1699)に再興され、現在に至っています。
源平合戦時、義経の身代わりになり討死にした佐藤継信の亡がらを、戦火のよって焼け落ちた本堂の扉に乗せて源氏の本陣・瓜生ヶ丘まで運ばれたと伝えられており、継信の菩提寺として、毎年三月十九日に慰霊法要が行われています。
平成十二年に再興三百年を記念して完成した庭園は、苔と石で「屋島壇ノ浦の戦い」を表現し、境内壁面に「扇の的」・「弓流し」等の合戦のあらましを刻んだ説明板があります。
また、江戸時代 四国八十八ヶ所霊場を庶民に広め、「四国遍路の父」と称えられている『真念』の墓があります。
        高松市教育委員会】
洲崎寺
境内。
洲崎寺
屋島檀ノ浦の戦いの石板。

南側の塀に「源平合戦・屋島壇ノ浦の戦い」の様子を刻んだ石版が取り付けられている。
「佐藤継信の討死」「那須与一・扇の的」「義経の弓流し」「景清(かげきよ)の錣(しころ)引き」などが詳細に説明されている。
9:20
洲崎寺境内に入ると南側の石板の前の石のベンチ(?)にカーゴパンツのお遍路さんが荷物を降ろし休んでいた。
私も隣の石ベンチにザックを降ろし汗を拭く。
参拝遍路は二人だけ。
遍路カバンを持って納経所近くのトイレに行く。

トイレから戻りザックからビニール袋を出し足元に広げ裸足になった。
「今日はどちらまでですか?」
まだ決めてないのですが先の下り坂で疲れてしまったし86番辺りで宿を取ろうかなと。。。
「僕は87番まで今日中に行こうと思ってるんですよ。」
それでは明日で結願ですね。
「そんな感じですよね。。」
あの、明日の宿は決まってますか?
「いえ、決めてません。」
23日、24日は88番前の宿、街道テクテクの貸切りで取れませんよ。
「え~!そうなんですか。街道テクテクの撮影、何度もすれ違ったり会いましたよ。結願で一緒になるのか。。。」
天下のNHKさん、撮影のスケジュールが決まって直ぐに宿を押さえたのかもしれませんね。
私、早めに電話したんだけどダメでした。

「88番の前、2軒しか宿がないんですよね、2軒とも貸し切りなんですか?」
そう、2軒ともダメでした。
「それじゃ、宿は?」
私は白鳥温泉に予約しました。
ザックから昨日お接待で頂いた焼き菓子と屋島寺で頂いたお菓子をカーゴパンツお遍路さんに食べませんかと渡した。
カーゴパンツお遍路さん、「頂きます。」と言って地図を広げた。

「白鳥温泉って88番から9.3kmになってますね。」
かなりありますよね、遅くなったらタクシーで行こうかと思ってるんです。
頑張ったご褒美に温泉でゆっくりしょうと思って(笑)

「僕は88番から1番に戻って高野山まで行くんです。宿、どうしょうかな。。。」
温泉にしちゃえば(笑)
「う~ん。。でも此処って高いのでしょう?」
¥6,500ーだったかな、そんなに高くないでしょう。
「そうなんだ、ちょっと考えてみます。それじゃ、お先に。今日明日で距離を稼いで行けるところまで先に進みます。」
この先にある有名な”うどんの山田家”さんは寄らないの?
「有名なうどん屋さんなんですか?」

カーゴパンツお遍路さん、温泉も有名なうどん家さんにも興味がないようだった。
ザックを担ぎ、「ご馳走さまでした、お先に」と出発して行った。

洲崎寺で25分休み10時20分出発。


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