アランと一緒に四国遍路。

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3月14日 77番 道隆寺(どうりゅうじ) 78番 郷照寺(ごうしょうじ)
AM9:16 77番 道隆寺(どうりゅうじ)。
寺の開基は奈良時代と古く、この地一帯は和気氏の荘園だった。
桑畑で夜毎怪光を放つ桑の木があり、領主・和気道隆(わきみちたか)が矢を放つと乳母が倒れていた。
嘆き悲しんだ道隆は、桑の木で薬師如来の小像を刻み、御堂を建て供養した。
後に道隆の子朝祐(ちょうゆう)が伽藍を建立、道隆寺と名付けた。
その後、唐から帰国した弘法大師が薬師如来像を刻み、胎内に道隆の小像を納め本尊とした。
丸亀京極藩、京極左馬造公は幼少より盲目だったが道隆寺の薬師如来に祈願したところ全快したという。
「目なおし薬師さま」と呼ばれ全国から眼病平癒祈願に訪れている。

道隆寺(どうりょうじ)仁王門。
道隆寺 仁王門

道隆寺(どうりゅうじ)本堂と観音像。
参道沿いから本堂脇、裏門にかけて西国三十三ヶ所、四国八十八ヶ所など、日本全国の観音像270余体が立ち並んでいる。
道隆寺 本堂と観音像

道隆寺(どうりゅうじ)本堂。
本尊の薬師如来像が胎内にもう一つあることから腹ごもり薬師、二体薬師とも呼ばれ、50年に一度開帳される秘仏。
星曼荼羅図(重要文化財)を始め、智証大師の刻んだ五大尊(不動、降三世、軍茶利などの各明王)や弘法大師の筆によるといわれている五大尊画など文化財が多い。
道隆寺 本堂

道隆寺(どうりゅうじ)大師堂。
本堂に向かって右手、多宝堂と並んで立っている。
大師堂前に弘法大師とその前にひざまづき両手を差し伸べている衛門三郎の像がある。
道隆寺 大師堂

AM9:50 78番 郷照寺(ごうしょうじ)。
弘仁6年(815)弘法大師42歳の時、自ら尊像を刻み厄除けを請願したことから「厄除けうたづ大師」として信仰を集めている。
当時は真言宗で「道場寺」と称されていたので、ご詠歌には「道場寺」名が残っている。
鎌倉時代に時宗の開祖、一編上人により中興され、室町時代には守護大名の庇護を受け栄えたが戦国時代の兵火により伽藍を焼失。
寛文4年(1664)高松藩主・松平頼重により再興された。
その際、真言宗とともに、一遍上人にちなんで時宗の両宗派を奉持。
八十八ヶ所中で唯一の宗派を越えた寺。
寺名も道場寺から「郷照寺」と改められ、病気平癒の祈願寺として松平家代々に庇護され、本堂や客殿「観海楼(かんかいろう)」などが建築されている。
郷照寺

郷照寺(ごうしょうじ)本堂。
約400年前、江戸初期に再興され、平成11年に大修理が行われた。
屋根の形は、札所では珍しい奈良様式の本堂。
本尊の阿弥陀如来は鎌倉時代の作で、県指定有形文化財。
郷照寺 本堂

郷照寺(ごうしょうじ)本堂。
郷照寺 本堂

郷照寺(ごうしょうじ)。
石段を登り大師堂へ。
郷照寺 境内

郷照寺(ごうしょうじ)大師堂。
本堂脇の石段を登った所に大正時代に再建された大師堂。
お堂の中に入れるよう開放してあるので大師像を間近で参拝できる。
郷照寺 大師堂

万躰観音洞。
参道脇の地下のお掌に3万体の観音像を納めた万躰観音洞。
万躰観音洞

観音像。
観音像

郷照寺(ごうしょうじ)庭園。
庭園の築山にある樹齢400年というホルト(モガシ)の巨木は文禄3年(1594)本島の信者が中国から苗木を持ち帰ったものといわれている。
樹高26m、幹回り約4mという大きさは日本有数で県指定自然保存物。
郷照寺 庭園

郷照寺 庭園

本堂前に6本の手を持つといわれる青面金剛と3匹の猿が座す庚申堂が立っている。
庚申待ちのために徹夜でおこもりをする堂字で、四国霊場でも珍しいもの。
人間の体の中にいる三尸(さんし)という霊物が庚申の夜、人が眠っている間に体から抜け出て、天に昇り命を司る天帝に罪を告げるという。
そのため、更新の夜、人々は庚申堂にこもり眠らず語り明かすという民間信仰があった。

*この話を聞いたとき、どこかで聞いたことがあると思った。
随分前に読んだ坂東眞佐子さんの本の中に似た話があったと帰ってから思い出した。

タヌキの神様「常盤明神」
昔、郷照寺に臨阿という心の優しいお坊さんがいました。
臨阿は都の大きなお寺に招かれて行ってしまうことになったのです。
そんなある日、臨阿は犬に追われていた子ダヌキを助け、傷の手当をし、大事に世話をしてから放してやりました。
臨阿が都に行ってから、戦争や飢饉で寺は荒れ、悪人がたびたび住みつこうとしました。
ところが、いつもタヌキのお化けが現れ、悪人たちをこらしめたといいます。
それからは、近くの信心深い人々によって寺は守られ、お参りする人も絶えませんでした。
以来、タヌキが寺を守ってくれたということで「常盤明神」という寺の守護神として祀られるようになってということです。
そのせいか、このあたりでは犬を飼うと災難が起こるという言い伝えがあるそうです。

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