アランと一緒に四国遍路。

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3月13日 ことひら温泉・再会
AさんとOさんは、地元ということで自宅へ帰った。
明朝8時にホテルへ迎えに来てくれることになっている。
二人は自宅へ戻るので13日、14日は参拝が済んでから別行動と言われていた。

金刀比羅宮から琴参閣へ戻ったのは6時少し過ぎ。
大きなホテルの玄関入り口の作りは、”千と千尋のー”湯屋に似ていた。
フロント前を通りエレベーターに乗り別館へ行き、それからしばらく歩き又、エレベーターで7階の部屋へ。
Tシャッツを重ね着していったが、金刀比羅宮まで行って来たら体は冷えていた。
まずはお風呂だね、とWちゃんと浴衣に着替えタオルや小物を持って部屋を出た。
温泉の大浴場が1階で食事は3階の何とか間(部屋の名前は忘れてしまった(^_^;))と係りのおねえさんに言われていた。
部屋が7階でお風呂が1階、食事は3階。やっやっこしいねぇ。とエレベーターに乗り1階のお風呂へ向った。

エレベーターのドアを開いたら、なんと浴衣を着た奥州のおじさん二人連れにばったり!
お互いに、「わぁー!!」とか「ひゃー!!」とか大騒ぎ。
ずっと岩手ナンバーに会わなかったから、80番くらいまで行っているねと話をしていたのに。
おじさんたちは1階の何とかの間で食事で、部屋は同じ7階だって言った。
後でお邪魔しますー!とひとしきり近況報告をし別れた。

こんな偶然があるんだね。
1日に何度も会ったり、2,3日会わないでいたり又どこかですれ違ったり。

夕食を一緒にとりたかったけど、部屋が決められていたのでしょうがない。
お風呂から上がり、部屋へ戻りタオルを置いて又3階へ行き食事。
係りのおねえさんがこんぴらさんはどうでしたか、とか今日はどこまで参拝でしたかと聞かれたり、お給仕をしながらいろんな話しをしてくれた。
この琴参閣で2時間ドラマ、火サスの撮影があったそうだ。
木の実奈々さん主演の温泉女将の名推理(?)とか言う2時間ドラマ。
撮影風景や、従業員さんたちと一緒に並んでいる写真とポスターがエレベーターやフロントやあちこちに張られていた。

食事を済ませ、1階へ行くとおじさんたちが待っていてくれた。
イスに座り、持ってきたお札を交換。
話があっちへ飛んだりこっちへ飛んだり。
何番まで回ってきたとか道に迷ったとか、いつまでも話が尽きない。
おじさんたちは金刀比羅宮へは明日早朝に行くと言ったら、Wちゃんがあんな階段大したことはないよ。と笑いながら言っていた。

岩手から車で四国。
おじさんたちは同級生でお互いに章ちゃん、龍ちゃんと呼び合っている。
章ちゃんが自分の車で運転し四国は始めて、龍ちゃんは6年前に歩き遍路をなさったそうだ。
「龍ちゃんは自分が知っている道だから、この道でいいと言って走らせて、たどり着くと目の前に階段なんだよね。オレの車は階段を登れないよ。」
「歩く道と車の道が違っていたんだよ。オレが歩いた時はあの道でよかったんだ」
還暦を迎えた記念に、二人で回っているのだそうだ。

章ちゃんは奥州の㈱S観光バスの会長さん。
「会社を息子に譲ったら、会長職に追いやられてしまった。まだ々現役バリバリなのにオレを邪魔者にしている。暇だから四国遍路へ行こうと龍ちゃんを誘って来たんだよ。
龍ちゃんは歩き遍路で回ったから心強いと思ったけど、龍ちゃんの道案内があやふやで困る。
二言目にはオレが来た時は、と言うけどそれから何年経っているか、自覚がないんだよ」がはははー。

龍ちゃんは、般若、鬼剣舞、天狗、おかめ、ひょっとこ、能面など幅広く打ち続けておられるのだそうだ。
個展を開いたり、2004年にはオランダ国立民族博物館に「高野長英」の面を寄贈なさったと。

面打ちは、退職と同時に手がけるつもりだったが、その前にあらためて「精神修行を」の念に駆られ四国八十八ヶ所お遍路一人旅を決断。
奥さんの理解と協力を得て、退職の年、平成12年4月1日に旅立った。
同じ年の10月に2度目の旅を重ね、徳島、高知、愛媛、香川の順に八十八ヵ寺、約1200kmの道程を通算56日間かけて踏破した。
と語ってくれた。

どこでどんな縁と出会うのか。
出会ったことが縁なのだ。
一期一会。
四国へ来なければ絶対に会わなかった人たち。
これもお大師様の巡り合せ。前世からの縁なのだろう。
出会うように理ができていた。

豪放磊落を絵に描いたような章おじさんと真面目一徹に見える龍おじさん。
幼馴染で同級生。
いいなぁ。こんな風に年を重ね、誰にも迷惑を掛けず、好きなことがやれる。
私は何年先、何十年か先、こんな風な生き方をできるだろうか。
好きなことを言える友達がいるだろうか。
一緒に旅をする仲間がいるだろうか。

とても素敵な、ちょいワルおじさんと再会した、ことひら温泉・琴参閣の出来事でした。

ことひら温泉・琴参閣。
すこし、千と千尋の湯屋に似ているでしょう。
ことひら温泉 琴参閣

ことひら温泉 琴参閣

ことひら温泉 琴参閣

ことひら温泉 琴参閣


Comment

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ほんとね~
ほんと、「千と千尋の…」に似てますね~。あのお話大好き、何度でも見ちゃうわ。あの食べ続けて、パパママがブタになっちゃうところが…身につまされて(笑)。食べだすと止まらないとき、あれを思い出さなくてはね^O^
お遍路の旅での出会いは、また格別ですよね。普段の生活でも一期一会ということはあるけれど、やはり、同じ目的をもってお四国へやってきた人たちですもの、何かひと味違いますよね。そして、歩きは歩きの、車は車のペースで、先になり、後になり…何度も顔をあわせ、次第に、あの人たちは今ごろ…なんて気にかけちゃいますものね。人間の心って不思議だなぁと、いつもお四国へ行くたびに思います。
自分の心だって不思議だらけですよね^。^
はなママ | URL | 2006/07/09/Sun 15:58[EDIT]
出会い。。
同じコースを回っているのだから、団体ツアーさんや車の参拝の人に会っても不思議じゃないのだけれど、やはり感動します。
会わないでいるとどうしているだろうか、どこら辺まで行かれただろうかと気になりますね。
お名前も知らずにただお顔だけとか声を掛けただけでも親しみを感じます。

毎日の暮らしの中、普段の生活にだって別の道を通っていたら会わなかったわんこや友達。
二度とない一瞬。一期一会。
いまこの時間は二度とないのだから大事にしなくては。
毎日のこととなると、つい忘れてしまっている感謝の気持ち。
四国にいた時は大切にしなくてはとか、ありがとうの言葉をと思っていたのに帰った途端、不平不満を口にしてしまう。
修行が足りない…ダメですわ。。。

ね、千と千尋の湯屋に似ているでしょう。
道後温泉の坊ちゃんの湯もそっくりだったけど、ここも似てました。
食べ続けて振り向いたパパとママがブタになったところですね(笑)
私はなんと言っても、ハクが大好き!
あんな綺麗な男のコいないかなぁ~(笑)
HAL | URL | 2006/07/11/Tue 12:16[EDIT]
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