アランと一緒に四国遍路。

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70番 本山寺
10月16日  


                 70番 七宝山(しっぽうざん) 本山寺

仁王門は鎌倉時代の建造で国の重要文化財。
本堂も香川県内札所で唯一、国宝建造物に指定されている。
本尊は弘法大師が一刀三礼で薬師如来、阿弥陀如来とともに刻んだ馬頭観世音菩薩。
馬頭観音を本尊としているところは八十八ヶ所札所中では本山寺だけ。



国の重要文化財になっている八脚の仁王門。
中に仁王様はいない。                 
仁王門
広々としている境内。
左に本堂、大師堂、高くそびえ建つ五重塔、護摩堂などがあり右に鐘楼。
境内
五重塔の前にベンチが置かれている。
ザックを降ろし汗を拭いていると向いの鐘楼のところにいたジャージ姿のおじさんがニコニコ笑いながら側に来た。
「ごくろうさま、一人かね?お遍路さんは何処から来られたんだね?」
こんにちは。新潟からです。
「新潟から来たのかね、それは遠くからご苦労さまだね。暑かっただろう、ゆっくり休んでからお参りしたらいいよ。今日は何処まで行くのだね?宿は決まっているのかね?」
今夜の宿は昨夜のうちに本山寺から6kmほど先の高瀬駅の近く、ほ志川旅館に予約を入れていた。

おじさんが荷物を見ててやると言ってくれたのでザックの中から線香ロウソク、納経帖を出しお願いした。
「納経所は向こうの方だよ、側に綺麗なトイレがあるから納経が済んだら行って来たらいいよ。」
それじゃお願いします。

五重塔。
五重塔
五重塔。
五重塔
本堂。
本堂
大師堂。
大師堂
納経所の隣におじさんが言ってたように綺麗なトイレがあった。
お参りの後、納経所に行き御朱印を頂いてトイレに寄ってベンチに戻る。

ベンチに戻り荷物を片付け靴を脱いで裸足になった。
「ほ志川旅館はちょっとわかり難いところだから私が案内してやるよ。」
そんなぁ。。此処から2時間くらい掛かりますよ、おじさんは高瀬駅のお近くなんですか?
「いや、私は観音寺市だよ。なに、私は10キロくらい毎日歩いているからどうってことはないよ。新潟から来たお遍路さんと出会ったのも何かの縁、一緒にほ志川旅館まで歩くのも私なりのお接待だよ。
食べ物やお金をあげることだけがお接待ではない、道案内することもお接待だよ。」
ありがとうございます。お気持ちだけで嬉しいです。
私は足が遅いのでゆっくり歩いて行きます。
「お接待は断わるものではないのだよ。それに人は身なりで判断するものではないよ。」
身なりで判断したわけではないが自分が思っていたことを言い当てられたような気がしてドキッとした。。。

「この五重塔は立派だろう、五重塔があるのは此処と善通寺だけだよ。これから行く善通寺は総本山でお大師様の生まれたお寺、父上の名前なのだよ。善通寺も立派な寺だけどこの本山寺も本堂は国宝で仁王門も国の重要文化財に指定されている立派な寺だ。
ほら、あそこに大師堂と向かい合っているのが十王堂だよ。十王堂とは何か知ってるかね?
人間は生きてる間、いろいろと罪を犯している、大きな罪、小さな罪、お遍路さんだって虫を殺したこともあるだろう?嘘をついたこともあるだろう?どんな人間も生きてた時の罪を死んだ後、冥土で裁かれることになっている。
そこでの裁判官が秦広・初江・宋帝・伍官・闇魔・変成・泰山・平等・都市・五道転輪という十人の王なのだ。この十人の王に対して慈悲を乞う信心が十王信仰であるが、一般には主に閻魔に対する信仰と言われている。十王は罪の重さを量り、地獄へ送ったり、六道への輪廻を司っているのだ。」
おじさん物知りですね。
私、始めてお聞きすることばかりです。
あのぉ、そろそろ行こうかと思うのですが・・・
「おぉそうか、あまりゆっくりしてては宿に着くのが遅くなってしまう。朝は早く、宿には早くに着くのがお遍路さんの決まりだったね。足は大丈夫かね?トイレはいいかね?」
トイレは行ってきました。

身支度をし境内の2頭の馬の像の写真を撮る。
馬の像
40分休んで出発。

15:10
15:10
入ってきた仁王門の方へ行こうとするとおじさんがこっちだよ、と民家が並んでいる旧道に面した山門へ行く。
山門の前に一富士旅館の看板があった。




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