アランと一緒に四国遍路。

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

仙龍寺へ
10月14日  


         65番 三角寺 → 番外霊場・仙龍寺
                     (別格13番、65番・奥之院)

                  4.7km 3時間10分



9:16             
9:16
9:18
石段を下りて右へ。
9:18
10:30
納経所で教えてもらった奥之院・仙龍寺への案内板。
10:30 
舗装された道路から山道に入る。
山道に入いると遍路マークがないのでこの道で良いのだろうかと不安になった。

途中に集落があった。道が二股に分かれている。
左の道は緩い下り坂。右は山の方へ続いている。
誰かに聞きたくてもこの雨では外に出てる人もいない。
心細くなり左に下りて1軒のお家へ行ってみたが人気がなく廃屋のようだった。
雨風が時々酷くなりポンチョが煽られ菅笠が飛ばされそうになった。
しばらく迷ったが分かれ道の所へ引き返し山へ向かって行けば良いのだと自分に言い聞かせ右の道へ行く。
右へ右へ、の言葉を思い出す。
何度か二股の分かれ道があったがとにかく右へと進んで来ているので間違ってはいないはずだった。
道の脇に遍路標識を見たときはホッとした。

山道からまた舗装された車道に出た。
風は収まってきたが細かい雨が降り続き少し先の景色が霧の中にいるように霞んでいる。
此処まで人の姿が全くなかったのに霧雨の中から突然背の高い男のお遍路さんが現れ本当に驚いた。

「こんにちは。お疲れさまです。仙龍寺ですか?」
あ~こんにちは、お疲れさまです。
仙龍寺はこの道で良いのですよね?
「このまま真っ直ぐ山に入ります。最後の下りがとても急ですから気をつけてくださいね。仙龍寺、とても善いお寺ですよ。それじゃ。」

道を間違えてなかったことにホッとした。
お礼を言ってお遍路さんを見送る。
仙龍寺から来られた逆打ちお遍路さんだろうかー?
霧雨の中、お遍路さんの姿は直ぐに見えなくなった。

車道からまた山道を登る。
11:20
11:20
11:25
次にあった遍路マークは木の幹に付けられていた。
番外寺への道には殆ど遍路マークがないのでとても不安になる。
11:25
11:35
三角寺を出てから休む場所もなく2時間以上急坂の山道を歩き続けていた。
肩が痛く、何処でもいいからビニール袋を敷いて休もうかと考えてると林の中に、「奥之院へ八丁」の石標と不動堂があった。
板場は濡れて汚くなっていたがそんなことに構ってもいられない。
ザックを降ろしビニール袋を取り出し板場に敷きザックをビニール袋の上に置き直しポンチョを脱いだ。
もう1枚ビニール袋を敷き、その上に腰を降ろす。
肩は痛く汗と湿気で髪はビッショリ、杖を握っている白衣の袖口、ズボンも下草と雨風で濡れていた。

ヘトヘトになっていたがいつまでもこうしてるわけにはいかない。
不動堂で15分休み出発。
11:35
此処辺りが標高780mの頂上なのか不動堂から直ぐに急坂の下りになった。
仙龍寺は標高230mまで下りた山の中にある。

急斜面を滑らないように慎重に下っていくと道の右側が崩壊している崖の上に出た。
その崖を見て足がすくんだ。
崖崩れを起こしていて道が完全に無くなっている。
ロープが取り付けられてその崖の外側を迂回してしながら伝って渡って行くようになっている。
恐る恐る下を覗くと山肌が削り取られた急斜面になっている。
こんなところで足を滑らせたら二度と上がってこれないだろう。
下を見ると足が動かない。
前だけ見ながらロープに手を掛け、1歩づつ進む。
渡りきるまで心臓がバクバクしていた。

山道の脇の石仏。
12:05
12:05
仙龍寺が近くなってきたのか自然石を並べた急坂の石段になった。
石段の上に苔が生えていて慎重に歩いてたつもりだが2度も足を滑らせ転んでしまった。
やがて木々の間から仙龍寺の屋根が見えてきた。
霧雨の中で出会ったお遍路さんの言った「最後の急な下り坂」と「善いお寺ですよ」を思っていた。

12:23
12:23
急坂の石段を下り切り境内に着くと膝ががくがくになっていた。
たった今越えてきた山を振り返り呆然となった。

12:25
12:25

目の前に神秘的な光景が広がり仙龍寺の立派な建物があった。



Comment

 秘密にする

Track Back
TB*URL

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。