アランと一緒に四国遍路。

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津島町 三好旅館
10月22日


      鴨田休憩所から三好旅館

    
          5.5km 1時間



PM2:50
鴨田休憩所から10分、国道56号を進むと左に金剛橋。
PM2:50

遍路標識。
川沿いの遍路道へ進む。
金剛橋

PM3:20
左に芳原川、右に国道56号に挟まれた遍路道。
ワンコ散歩とすれ違う。
小さなワンコがハァハァ暑そうにベロを出して歩いている。
ワンコさん、暑いねぇ。。。私も暑いわ。。。
PM3:20

PM3:30
津島大橋。
PM3:30

道路が三叉路に分かれている。
右にガソリンスタンドとコンビニの道。住宅を挟んで右に入る道。
真っ直ぐ津島大橋を渡る国道56号。

コンビニの隣の道へ行く。
進んでいくと小路が幾つもある住宅地。
住宅地の中を右に入ったり左に行ってみるが三好旅館が中々見つからない。

中学生くらいの男の子が3,4人歩いて来た。
すみません、三好旅館この辺にありませんか?
「三好旅館。。この先の道を右に行ってそこから左へ行ったところです。」
ありがとうございました。
津島大橋

教えてもらった道を右に曲がり川沿いの道をしばらく進むと分かれ道。
右の揺る坂の道へ行くと直ぐに左に曲がる道に出てその先に三好旅館の看板が見えた。
PM3:47

PM3:48

PM3:50
三好旅館到着。
ガラス戸を開け声を掛けると、おつかれさまと元気な声が聞こえてきた。
PM3:50 三好旅館

元気のいいおねえさんが(お嫁さん、若女将さん?)二階の部屋へ案内してくれた。
1軒隣の別館で6時半から夕食。
お風呂は階下で洗濯乾燥が300-。

汗でビッショリになったTシャツやタオルをまとめビニール袋に入れお風呂場へ。
脱衣所の隣に洗濯機が置いてあり隣にお金を入れる小さな箱が上に乗っている。

部屋のテーブルの脇に蚊取り線香が置かれていた。
蚊に刺されないうちに線香に火をつけクーラーを入れる。
部屋の真ん中に布団を敷き、電池の充電をして荷物の整理。
本家とあーちゃんpapaに宿に着いたと連絡を入れた。

6時半、宿の下駄を借りて別館に行くとこちらですと2階の部屋へ案内してくれた。
男の人二人、テーブルに着きビールを飲んでいた。
料理を運んでくれた若女将さんが、
「明日の朝食は何時にしますか?お三人で決めてくださいね。おにぎりがいるようでしたら用意できますからね。それと、ここにお名前と住所お願いします。」
宿泊カードを渡してくれた。

メガネを掛けた男の人、カードに書き込みながら私ともう一人の男の人に
「朝食は何時にします?」と聞いた。
「ボクは何時でもいいですよ、お任せします。」
真っ黒に日焼けした男の人が言ったので私もと頷いた。
「それじゃ、7時にしましょうか」

メガネの男の人はバスを使って1週間の区切り打ちのサラリーマンさん。
「ボクは千葉からきました。前回は津島町で終わっているので此処からなんです。この前もこの宿にお世話になったんですよ。」
私は新潟です。春と秋に区切りで廻っています。
春は須崎で帰ったので今回は須崎から。足摺から西コースを廻って宇和島までの予定です。
千葉の人、多いですね。この前も千葉の方にお会いしました。
「。。もしかして、山○さん?」
日焼けしたもう一人の男の人が私に言った。
そうです!山○さんです。とっても足の早い人。
「ね、もしかして松尾峠を水も持たずに登った人って君のこと?」
あ。。。そうです。。。あのぉ、山○さんと旭屋さんでご一緒だったんですか?
「そう、昨日旭屋で一緒になった。足摺まで一緒だったけどあの人足が速いんだよね。君、土佐清水の遍路道の学校の近くでビニール敷いて裸足になって休んでいたよね。それで、今日も柏坂峠を水を持たずに登ってきたの?」
あはっ。。。まぁそんな感じです(^_^;)

もぉ。。山○さんてば昨夜、旭屋さんで私のことを肴にしてたんだね。。
もしかしてこの人が山○さんが話していたお遍路さんかなー?

「日焼けで真っ黒になった40代の男の人に会わなかった?宿で一緒になったとき随分深刻な顔をしてたんで話をしたんだよね。ずっと転勤でようやく本社に戻ったらリストラされたそうなんだ。そればかりか自宅に戻ったら奥さんに”帰ってこないでくれ”と言われたそうなんだよ。それでお遍路に出たそうなんだけど絵を描きながらこれからのことを考えると言ってたよ。」
転勤転勤でようやく本社に戻ったのにリストラされ奥さんに「帰ってこないでくれ」と言われるなんて、酷い話だろうと山○さんが言っていた話を思い出した。

「山○さん、7時頃出発してボクはその後に出たんだけど柏峠で熊を見たよ。コグマだったけど目が合った時はビビッたね。」
え~!熊がいたんですか!?
「コグマがいたってことは親熊が側にいたんですね。危なかったですねぇ。」
「直ぐ熊は山の中に入って行きましたよ、そうか。。コグマの側には親がいたんですね。親は見なかったけど鹿もいたし猿も見ましたよ。」

それぞれの自己紹介の後、
「ちょっとボクの話をしていいですか。。。
ボクね、何年も転勤で単身であちこち行ってたんです。この春ようやく本社に戻れたんですが妻にはもう帰ってこないでくれって言われその後直ぐにリストラですよ。この年で再就職の当てもないし行くところも金もないでしょう、厄年だからなんでしょうかと1番の住職に話したら菅笠をくれて納経はいいから御影だけはお金を払って巡拝したらいいと言われてね。だから杖も白衣もないし納経もしてないんです。野宿をしたりたまに宿に泊まったり。」
御影は納経しなければ頂けないと始めて知った。
御影は50円だそうです。(もしかして30円だったかもしれませんがちょっと忘れました)

「え~、それは大変でしたねぇ。。。奥さんはなんでまたそんな酷いことを。。。」
千葉さん、同年代、同じサラリーマンとして身につまされたのだろう、とても同情しながら聞いていた。
「ボクが長いこと転勤で家のことを何もしなかったからでしょう。。。山○さんや一緒に歩いた人たちに随分お世話になりましたよ。家にも帰れないし急ぐ旅でもないし好きな絵を描きながら気ままに歩いています。」
「そうなんですか。。。それにしてもお気の毒なことですねぇ。。」
「明日ね、知り合った人の実家が津島町なんで挨拶に行くんですよ。」
「えー。。。???」
「高知市内で知り合いになった女性なんです。その人のご両親に会いに行くんですよ。」

「いや~。。。なんと言うか立ち直りが早いですね (笑)」
今までひたすら同情しながら聞いていた千葉さん、知り合った女性の実家に行くと聞いてのけぞっていた。
私も話の続きにビックリ。。。

複雑な心境で夕食を済ませ、お先にと残った二人に声を掛け部屋を出た。
階下に行き、ご馳走さまでしたと声を掛け清算をしてもらった。



三好旅館さん
   1泊2食付 ¥7,000-

      
       26km 41,153歩





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