アランと一緒に四国遍路。

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観自在寺から山代屋旅館
10月21日


   観自在寺から山代屋旅館



参拝納経を済ませ境内を回り写真を撮った後、冷たい水を飲みながらベンチで一休み。
時計を見ると寺に着いてから1時間近く経っていた。

PM2:30
山門に一礼し石段を降りると団体のお遍路さんが駐車場の方から歩いてきた。
邪魔にならないよう脇に避けて拍子に立ち止まって地図を見ていたおじさんにぶつかりそうになった。
済みません。
。。。地図を見ていたおじさんの顔に見覚えがある!

自分の顔を見ている私に気づき、おじさんもどこかで会ってるという表情になった。
お互いに見覚えがあるのに思い出せない。。。
二人で何処で会った人だろうと考えていた。
ハッと気が着いた!思い出したのは私の方が先。
そうだ!
あの時のおじさんだ!
去年の秋、KさんMさんと一緒に日和佐へ向かう雨の中を後になり先なり歩いていた、あの時のおじさんだった。

昨年秋に太龍荘に泊まられ次の日、薬王寺に向かわれましたよね。
「そうだけど。。。去年の秋は太龍荘に泊まって薬王寺に向かって。。。」
しばらく考えていたおじさん、
「あ~。。。3人で歩いていた?メガネを掛けた女の人と色の黒い大阪の女の子と一緒だった、あんた一番最初に帰った人だね。」
そうです。1番最初に帰った人です(笑)
私、区切りであの時は23番まで行って日和佐で帰ったんです。
おじさんはあの後、彼女たちと一緒だったんですか?

「彼女たちとしばらく一緒に歩いたけど、わたしは用が出来て須崎で帰った。その後、須崎から高野山まで行って今は2廻り目なんだ。」
2廻り目なんですか!?
私は春と秋に歩いてるんです。ようやく此処まで来ました。
「何番まで行くの?」
今回は宇和島まで行きます。来年の春に宇和島から歩きます。
「わたしは松山まで行って道後の温泉に入って帰ろうと思ってる。昨日はどこに泊まったの?」
宿毛市内の宿です。今日、松尾峠を越えて来ました。
「松尾峠かぁ。。わたしは国道を歩いてきたよ。宿毛からけっこう掛かっただろう?」
私、足摺から西コースで歩いてきたんですよ。
「西コース?」
この道です。

広げていたおじさんの地図の頁をめくった。
おじさんの地図のあちこちに黒い×印が一杯着いている。
「あ~。。これは通っていない道の印。通らない道にはバッテン印を着けておくんだ。じゃ三原は通らないで此処に来たのかい?」
そうです。こっちから来たからここは通ってません。この道から宿毛市内に入って宿に荷物を置いて延光寺へ行ったんです。おじさんは昨日はへんくつ屋さんに泊まったんですか?
「へんくつ屋は前に泊まった時に懲りた。」
今回は嶋屋さん?良かったですか?
「ふん、似たようなものだったけど少しは嶋屋の方がましだった。布団は湿っぽく部屋も綺麗じゃないよ。三原からだと此処しか泊まるところがないんだよなぁ。。。そうか西コースだったらこっちへ行くのか。。でも距離が多いなぁ。。。」
私の歩いて来た足摺からの道にも×印が着いていた。

おじさんとは去年の秋、話はしなかったが金子屋さんの夕食の時に一緒になっている。
翌日、私とKさんが太龍寺を出るとき山門のところで佇んでいるMさんの姿があった。
その後、山道を上って来るおじさんとすれ違っている。

太龍荘で夕食の後、日和佐の宿をご主人に相談し私たちは薬王寺会館、おじさんは宿坊は嫌だから近くにホテルがないか尋ねていた。
日和佐のホテル、もしかして私が春に泊まった千羽ホテルかもしれない。
Kさん、Mさんと須崎まで一緒、私も須崎多ノ郷で土佐前半で帰っている。
1年前に出会ったおじさんと、また四国で会えた。
日和佐まで一緒に歩いた2006年秋遍路、最終日のことが懐かしく思い出された。

お札を交換することなく観自在寺山門の下でおじさんと別れた。
またいつかお会いしましょうね。
お元気で!
PM2:30

観自在寺から右に曲がると直ぐのところに山代旅館。
PM2:50

PM2:50
山代屋旅館到着。
山代旅館

おばさんが道路側の2階の部屋に案内してくれた。
洗濯をお接待させてもらうからこの籠に入れてお風呂に入る前に出して置いてくださいと籠を渡してくれた。

お風呂に入れますと3時頃、ご主人が部屋まで来てくれた。
「明日の宿は決まってますか?その案内にも書いてありますが、次の宿まで荷物を送ることが出来ますよ。有料ですけどね(笑)」
テーブルの上に載っている「案内」に次の宿まで荷物を運んでくれるサービスや早立ちのお客遍路さんにおにぎりのメニューと値段、津島町の宿数軒の名前と電話番号が載っていた。

明日の宿、まだ決めてないんです。よしの旅館にしょうかと。。。
「よしの旅館より三好旅館の方が落ち着いた良い宿ですよ。」
56号沿いにあるよしの旅館が地図では近そうに見えるが、宿のことは同業者からの情報の方が正解だ。
三好旅館さんにします。これから予約入れます。
「私から連絡しておきましょうか?名前と住所、こちらにお願いします。私の方から三好旅館には連絡しますね。荷物はどうしますか?」
住所と名前を書きながら、予約をご主人にお願いした。
荷物は自分で担いで行きます。大丈夫です。
柏峠ってきついですか?
「登リ口から国道へ出る畑地までおよそ10km、頂上は標高460mほどで柳水大師までの登りがきついけど下りは楽ですよ。後で地図をあげますよ。それじゃお風呂へ案内します。」

お風呂は階下の奥、手前の廊下を曲がったところの部屋で夕食ですと教えてくれた。
洗面所と男子、女子トイレがお風呂場の隣にあった。

お風呂から上がり洗面所にあったドライヤーを借りて髪を乾かしてるとご主人に声を掛けられた。
「三好旅館に連絡しておきましたよ。洗濯物は籠に入れて部屋の前に置いてあるからね。夕食は5時にあの部屋に来てください。」
はーい。ありがとうございました。

部屋の前に置かれた籠の中に洗濯物が綺麗に畳まれていた。
テーブルを脇にどけ、入り口側に布団を敷き荷物の整理。
白衣と輪袈裟、洗ってもらった白ズボンTシャツをハンガーに掛けた。
畳まれたタオル、手ぬぐいを座布団の上に置き、目覚ましを5時にセット。
本家とあーちゃんpapaに伊予に入って最初の40番を打ち宿に着いたと報告、その後Yさんに電話を入れた。
haruです。
3時頃、宿に着きました。お風呂も済んで後は夕ご飯食べて寝るだけです(笑)
「足は痛くない?お宿はどんなところ?綺麗なお宿なの?一杯ご飯を食べなきゃダメよ。」

宿は観自在寺から直ぐの山代屋旅館で洗濯までしてくれたこと、明日は柏坂峠を越えて津島町まで行き山代屋旅館のご主人が三好旅館を予約してくれたこと、そして観自在寺にお参りした帰り、去年の秋に日和佐まで一緒になったお遍路さんに会ったことをYさんに話した。
話を聞いてそんな偶然もあるのね、とYさんは驚いていた。
それから30分もおしゃべりをして電話を切った。

夕食は5時、1階の広間にお膳が3人分並んでいた。
左右のお膳には年配のおじさんが座りお酒を飲んでいた。
お疲れさまでした、と挨拶をして空いてる真ん中のお膳の前に座った。

ご主人が、
「今日はマツタケが入ったのでマツタケご飯です。」と大きなお茶碗にマツタケご飯をよそってくれた。
初物のマツタケご飯、とっても美味しかった。

左のおじさんは千葉からバスや電車を乗りながら、右のおじさんは大分から。
お歳を聞いてビックリ、お二人とも80歳と81歳のとってもお元気なお遍路さんでした。

食事を済ませ、明日は6時に出るので朝食は断って清算してもらった。
夕食の後、柏坂峠の距離と道順が書かれた地図を頂いた。

歯磨きをして部屋に戻りテレビをつけて布団に入った。
テレビを見ているうちにいつの間にか眠っていた。
腕と額が痒くて目が覚めた。おでこに触るとタンコブが出来たように膨らんでいる。
布団から出してた腕も蚊に2箇所も刺されていた。
ボリボリ掻きながら虫刺されの薬を塗った。。。
布団に潜って朝まで我慢するか…また刺され顔中ボコボコになるかもしれない。。。(;一_一)
浴衣を着なおし階下へ行った。
丁度宿のお兄さんがいたので、蚊取り線香か電気香取りがないか聞いたらちょっと待っててと奥の部屋に行き、これを使ってと電気香取りを持ってきてくれた。

お兄さん、蚊に刺された私のおでこのタンコブを見て笑っていた…



山代旅館さん。
   1泊夕食付き ¥7,000-

      20.6km 37,827歩




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