10月20日
39番 延光寺
38番金剛福寺から約74km。
足摺岬38番金剛福寺から3日目に土佐最後の寺、延光寺にたどり着いた。
仁王門。

仁王門。

仁王門を潜ると正面に大師堂、右に本堂がある。
境内と本堂。

まずは本堂にお参り。

本堂。

次に大師堂にお参り。

大師堂。

宿坊。
延光寺の宿坊は団体さんのみ。

納経所。

境内と本堂。

鯉が沢山泳いでいる池に石の赤亀。

境内。

梵鐘を背負う赤亀。
山号の「赤亀山」は梵鐘を背負って寺に現れたという伝説から。
延喜11年(911)の銘のある四国最古のもので国の重要文化財に指定されている。


参拝納経を済ませ大師堂脇のベンチに腰を降ろし。
隣のベンチに小柄な若い男のお遍路さんが地図を見ていた。
足元に大きなの荷物が置いてある。
ベンチの所は木陰になっていて涼しい風が通る。
汗がスーッと引いていく。
本堂で参拝をしてる時、山○さんがベンチで休んでいたがいつの間にか姿が見えなくなっていた。
あーちゃんpapaと友達に延光寺に着いたとメールを送る。
メールを打ち終えるのを待っていたように隣のベンチのお遍路さんが地図を持って側に来た。
「こんにちは。あのぉ、ちょっといいですか?」
こんにちは。
「え〜と、これから40番へ行くんですがこの道でいいんでしょうか?」
広げた地図を見た。
延光寺から約30kmとなっている。
これから40番ですか?!
いくら若い男の足でもこれから30kmは無理でしょう。。。
「今日中に40番までは無理ですか。。。あ〜ボク、野宿しながら歩いてるんです。良い場所があったらテントを張ります。ここから道が分かれてるでしょう。この松尾峠ってところきついんでしょうか?国道を行った方が良いのか迷ってるんです。」
国道の方が道は良いよね。
置いてる荷物をみれば国道を行った方が良いのかもしれない。。。
野宿するにも峠を越えないと危ないでしょう。1本松まで行けば野宿出来そうなところがあるかもしれないよね。ここまで17kmとちょっとだし、このくらいだったら大丈夫そうな気もするけど。。。
「先、納経所の人に聞いたら国道を行った方が良いって言われたんです。峠はきついからって。やっぱり国道を行った方がいいですよね?」
そう言われても答えようがない。。。
道がわからないなら答えられるが、どの道を歩くかは自分で決めめること。
こうしなさい、こっちへ行きなさいとは言えないよ。。。
困った顔をしてると、
「僕、やっぱり国道を行きます。ありがとうございました。あれぇ。。。おねえさん、荷物はどうしたんですか?」
私は今日宿毛に着いて宿に荷物を置いてきたの。こっちのここを歩いてきたの。
「あ〜!西コースを歩いたんですか。僕も行きたかったなぁ。良い所でしたか?」
よかったよ。今日のようなお天気だったらもっと良かったけどね(笑)
高校生ですか?
「高校1年だけど、6月から学校は行ってないだ。僕、チビで頭も悪いしのろまだからみんなに学校へ来るなって言われてるんです。」
そんなぁ。。。そんなことを言う子の方が頭が悪いのよ。地図を見ながら一人で歩いてるなんて他の子には出来ないことじゃない。
「本当に僕、頭が悪いバカなんですよ。試験なんていつも酷い点数だし。。。親が遍路に行ったら体も丈夫になるし少しは頭も良くなるって言うので頑張ってるんです。」
高校生のお遍路さんとお昼を一緒に食べようと思った。
ね、お昼は未だでしょう?これから一緒に食事に行かない?
「僕、此処に来る前コンビニでお湯を貰ってカップラーメン食べたんです。おねぇさんはお昼ご飯は未だ食べてないんですか?ちゃんと食べないとダメですよ。」
そうだね。ご飯はちゃんと食べないといけないよね。
「じゃ、僕行きます。ご飯を食べておねぇさんも頑張ってください!」
ありがとう。
気をつけて、あなたも頑張ってね。
「はい!」
前途ある若者、この先辛いことや悲しいこといろんなことがあるだろうけど君には若さがある!素晴らしい未来が待っている!人の言葉などに負けず、がんばれぇ〜!
体の半分もあるような大きな荷物を背負った高校生お遍路さんを見送った。
39番 延光寺
38番金剛福寺から約74km。
足摺岬38番金剛福寺から3日目に土佐最後の寺、延光寺にたどり着いた。
仁王門。

仁王門。

仁王門を潜ると正面に大師堂、右に本堂がある。
境内と本堂。

まずは本堂にお参り。

本堂。

次に大師堂にお参り。

大師堂。

宿坊。
延光寺の宿坊は団体さんのみ。

納経所。

境内と本堂。

鯉が沢山泳いでいる池に石の赤亀。

境内。

梵鐘を背負う赤亀。
山号の「赤亀山」は梵鐘を背負って寺に現れたという伝説から。
延喜11年(911)の銘のある四国最古のもので国の重要文化財に指定されている。


参拝納経を済ませ大師堂脇のベンチに腰を降ろし。
隣のベンチに小柄な若い男のお遍路さんが地図を見ていた。
足元に大きなの荷物が置いてある。
ベンチの所は木陰になっていて涼しい風が通る。
汗がスーッと引いていく。
本堂で参拝をしてる時、山○さんがベンチで休んでいたがいつの間にか姿が見えなくなっていた。
あーちゃんpapaと友達に延光寺に着いたとメールを送る。
メールを打ち終えるのを待っていたように隣のベンチのお遍路さんが地図を持って側に来た。
「こんにちは。あのぉ、ちょっといいですか?」
こんにちは。
「え〜と、これから40番へ行くんですがこの道でいいんでしょうか?」
広げた地図を見た。
延光寺から約30kmとなっている。
これから40番ですか?!
いくら若い男の足でもこれから30kmは無理でしょう。。。
「今日中に40番までは無理ですか。。。あ〜ボク、野宿しながら歩いてるんです。良い場所があったらテントを張ります。ここから道が分かれてるでしょう。この松尾峠ってところきついんでしょうか?国道を行った方が良いのか迷ってるんです。」
国道の方が道は良いよね。
置いてる荷物をみれば国道を行った方が良いのかもしれない。。。
野宿するにも峠を越えないと危ないでしょう。1本松まで行けば野宿出来そうなところがあるかもしれないよね。ここまで17kmとちょっとだし、このくらいだったら大丈夫そうな気もするけど。。。
「先、納経所の人に聞いたら国道を行った方が良いって言われたんです。峠はきついからって。やっぱり国道を行った方がいいですよね?」
そう言われても答えようがない。。。
道がわからないなら答えられるが、どの道を歩くかは自分で決めめること。
こうしなさい、こっちへ行きなさいとは言えないよ。。。
困った顔をしてると、
「僕、やっぱり国道を行きます。ありがとうございました。あれぇ。。。おねえさん、荷物はどうしたんですか?」
私は今日宿毛に着いて宿に荷物を置いてきたの。こっちのここを歩いてきたの。
「あ〜!西コースを歩いたんですか。僕も行きたかったなぁ。良い所でしたか?」
よかったよ。今日のようなお天気だったらもっと良かったけどね(笑)
高校生ですか?
「高校1年だけど、6月から学校は行ってないだ。僕、チビで頭も悪いしのろまだからみんなに学校へ来るなって言われてるんです。」
そんなぁ。。。そんなことを言う子の方が頭が悪いのよ。地図を見ながら一人で歩いてるなんて他の子には出来ないことじゃない。
「本当に僕、頭が悪いバカなんですよ。試験なんていつも酷い点数だし。。。親が遍路に行ったら体も丈夫になるし少しは頭も良くなるって言うので頑張ってるんです。」
高校生のお遍路さんとお昼を一緒に食べようと思った。
ね、お昼は未だでしょう?これから一緒に食事に行かない?
「僕、此処に来る前コンビニでお湯を貰ってカップラーメン食べたんです。おねぇさんはお昼ご飯は未だ食べてないんですか?ちゃんと食べないとダメですよ。」
そうだね。ご飯はちゃんと食べないといけないよね。
「じゃ、僕行きます。ご飯を食べておねぇさんも頑張ってください!」
ありがとう。
気をつけて、あなたも頑張ってね。
「はい!」
前途ある若者、この先辛いことや悲しいこといろんなことがあるだろうけど君には若さがある!素晴らしい未来が待っている!人の言葉などに負けず、がんばれぇ〜!
体の半分もあるような大きな荷物を背負った高校生お遍路さんを見送った。
Comment
若者がね・・・ふう・・・いろんな悩みを持って歩いてるんですね。
突き放して歩く独り旅させてる親もすごいし、迷いながら回ってる子供もえらいですね。
自分を見て難点を知ってる子供ですもの、これが終わればウーーンと良い御加護がありますよね。私も祈ってます。
こんな子が苛められてるなんて許せんですね。
突き放して歩く独り旅させてる親もすごいし、迷いながら回ってる子供もえらいですね。
自分を見て難点を知ってる子供ですもの、これが終わればウーーンと良い御加護がありますよね。私も祈ってます。
こんな子が苛められてるなんて許せんですね。
れいこ | URL | 2008/01/19/Sat 00:59[EDIT]
れいこさん
昨日からお出かけですね。
お出かけ前のお忙しいときに暖かいコメントありがとうございました。
高校生お遍路さん、無事結願を果たし体も心も一回り二回りも大きく成長なさったと思います。
約1300キロの道を歩き通したことで大きな自信と勇気が持たれたに違いありません。
人それぞれに悩みや思いを持ち歩き続ける巡拝の旅。
結願できた達成の喜びと感動。
苦しかった道のりを思い出しながら、この先どんな困難なことが起きてもきっと乗り越えられる、そう思うのではないでしょうか。
きっと今頃は高校生生活を楽しんでいると思います。
いつか、素敵な大人の男性になっている彼と会いたいですね。
昨日からお出かけですね。
お出かけ前のお忙しいときに暖かいコメントありがとうございました。
高校生お遍路さん、無事結願を果たし体も心も一回り二回りも大きく成長なさったと思います。
約1300キロの道を歩き通したことで大きな自信と勇気が持たれたに違いありません。
人それぞれに悩みや思いを持ち歩き続ける巡拝の旅。
結願できた達成の喜びと感動。
苦しかった道のりを思い出しながら、この先どんな困難なことが起きてもきっと乗り越えられる、そう思うのではないでしょうか。
きっと今頃は高校生生活を楽しんでいると思います。
いつか、素敵な大人の男性になっている彼と会いたいですね。
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