アランと一緒に四国遍路。

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二日目 3月7日 (前半)
AM6:00起床。
ホテルの朝食がAM7:00からなので身支度をし、荷物を先に車に乗せる。
朝食を済ませ、ホテルをAM7:30過ぎに出発。

8時少し過ぎに11番 藤井寺(ふじいでら)に到着。
昨日は、どこのお寺でも団体さんで賑わっていたけど、早い時間のせいか静かだった。
山門は、三面を山に囲まれ、閑静な雰囲気に包まれた霊地のたたずまい。
11番 藤井寺

境内には白や紫の藤が沢山植えられており、5月上旬は見事だそうです。
藤井寺の本堂

12番 焼山寺(しょうざんじ)へ。
焼山寺は古くから、修験道の修行の地として名高い山岳寺院。
12番 焼山寺へ

12番 焼山寺(しょうざんじ)
12番 焼山寺

焼山寺(しょうざんじ)の仁王門(におうもん) 山号 摩盧山(まろざん)
山号の由来。
弘法大師が訪れたとき、焼山寺山の古池に大蛇がいて、火を吐いて山を焼くなどし、村人を困らせていることを聞き、摩盧(水輪の印)を結んで襲い掛かる大蛇を三面大黒天、牛頭天王の加護を願い、その法力によって岩窟に閉じ封じた。
焼山寺の仁王門

幽玄さに包まれた境内。
鬱蒼とした杉の巨木の並ぶなか、仁王門をくぐると、正面石段の上に本堂、大師堂、方丈など堂字が立ち並び、本堂の傍らの堂には三面大黒天が祀られている。
標高八百mに位置する境内は、霧が立ち込めることが多く、幽玄な趣が自然の霊気を感じさせる。
焼山寺本堂と境内

13番 大日寺(だいにちじ)本堂
13番 大日寺本堂

大日寺(だいにちじ)
大日寺

14番 常楽寺(じょうらくじ)本堂
14番 常楽寺

40段余りの階段を上がると、自然の大岩盤で出来た、珍しい景観の境内に出る。
「流水岩の庭」と名付けられたその境内は、右手に手前から方丈、大師堂と並び、本堂は正面奥。
常楽寺境内に出来た「流水岩の庭」

境内の生木地蔵尊「あららぎ大師」
生木地蔵尊「アララギ大師」

木の股に置かれた石の地蔵尊。
木の股に置かれた地蔵尊

15番 国分寺(こくぶんじ)本堂と境内
境内にある烏枢沙摩(うすさま)明王は、不浄除け、敵降伏の仏様で弘法大師が17日間にわたって、修せられたのち刻んだもの。
一つの願いは、必ず叶えてくれると言われている。
15番 国分寺の本堂と境内

16番 観音寺(かんおんじ)本堂。
この寺には「夜泣き地蔵」があって、子供の夜泣きに困った親たちがお参りに来る。
ご利益にあずかった人たちが、奉納したよだれかけが、幾重にも掛けられていた。
16番 観音寺


11番藤井寺、12番焼山寺は山を上ったり降りたり。
焼山寺を降りてからは町の中の道路。

PM1:30昼食と休憩。
後半へ続きます。
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知ったかぶり その1
巡拝用品

袖着きのものは白衣(びゃくえ)袖のないを白衣は笈摺(おいずる)
背中に南無大師遍照金剛と同行二人が書かれています。
下は白のトレパン。
普通の洋服にGパンで動きやすい好きな格好でも構わないと思います。
白衣

輪袈裟(わげさ)と輪袈裟止め
略式の袈裟。白衣の上に首から下げる。
輪袈裟が、ずれないよう首の後ろに一つと前に止めました。
普通の洋服の上に輪袈裟を掛けて巡拝に来ている人もいます。
輪袈裟と輪袈裟止め

菅笠(すげがさ)
梵字が前、同行二人が後ろ。
迷故三界城(迷うがゆえに三界はしろなり 迷いのある身は魔の城のようなもの)
悟故十方空(悟るがゆえに十方は空なり しかし悟りを開けば仏の国に入れる)
本来無東西(ほんらい、東西無く)
何処有南北(いずくんぞ南北あらん)
大意「欲望から心身を清めて開放されれば悩みのない自由な境地が開かれる」
菅笠

「同行二人」「般若心経」刻まれている。
杖はお大師様の化身と言われ大切なもので取り扱いにも心をこめて。
宿に着いたら、先ず杖の先を洗い丁寧に拭き取り自分より先に休めさせる。
金剛杖

保管や飛行機などに乗せるときに使う。
飛行機では凶器扱いで手荷物に持ち込めません。
金糸、銀糸の錦の綺麗な布で出来ています。
杖袋

金剛杖と袋
金剛杖と杖袋

頭陀袋(ずたぶくろ)、山谷袋(さんやぶくろ)とも言います。
賽銭、経本、ロウソク。お線香、ライター、納め札、納経帖が入る。
他にアランとワンコたちの写真、アランの骨を入れた布袋、お財布、デジカメを入れていました。
頭陀袋・山谷袋

持鈴(じれい、もちすず)
澄んだ綺麗な音色。道中の魔除け、獣除けの役割。
頭陀袋に着けておきました。
持鈴

納め札。
本堂と大師堂に奉納するお札。
昔は木の札で打ちつけていたので札を打つと言う。
巡拝回数によって6種類あり、基本的には1回~白札、5回~緑札、8回~赤札、25回~銀札、50回~金札、100回~錦札とされている。
錦札や金札は薬や魔除け、御守りになると信じられていて、納札箱をあさったり、売りつける人までいるとか。
住所、氏名、年齢、日付。裏に願い事を書きます。
お接待のお礼として自分のお札を渡したり参拝者同士名刺代わりに交換したり。
納め札

コンパクトの経本。
経本

各札所で納経の証としてご宝印を貰うための帳面。
一生のお守りとして、白衣は重ね印と言い、二回、三回とお参りするたびに最初の同じ帳面、白衣に印を重ねていく。
納経帖

記念すべき1番 霊前寺のご宝印。
1番 霊前寺御朱印

高野山奥の院、金剛峯寺に詣で「満願成就」
高野山金剛峯寺にて満願

あーちゃんpapaの判衣。
判衣は八十八札所のご宝印を頂く白衣で洗ってはいけないので、丁寧に扱う。
ご宝印が高野山奥の院ですべて揃った判衣は家宝として冥土へ旅立つ晴れ着ともされる。
あーちゃんpapa用白衣

お数珠。普段使っている自分のお数珠を持って行きました。
お軸(納経軸)は家宝として。

トイレに行く時は輪袈裟、菅笠を取り金剛杖と一緒に外に置く。
食事の時も杖、菅笠笠、輪袈裟は車の中に置きました。

巡拝の順序
山門の前で本堂に向かって一礼する。
水屋で口をすすぎ手を洗う。
 (口をすすぎ左手から水を掛け次に右手に掛ける。)
鐘楼で鐘をつく。ただし朝が早い場合は迷惑となるので、避ける。
 (参拝後につく鐘を「戻り鐘」と言い、これは絶対やってはいけない。)
本堂の納礼箱に納礼や写経を納める。
(納礼にはあらかじめ住所、氏名、年齢、日付、願い事などを記入しておく。)
灯明、線香をあげ、お賽銭を納めて合掌。
(ろうそくは奥から、線香は真ん中から立てる。
線香は3本。お大師様、御先祖様、本人。私は前世、現世、来世の分かと思った。。)
火は他の人のろうそくから着けない。
自分の持ってきたマッチかライターで着け種火が有るときはこれを利用。
心を落ち着けて読経する。

大師堂に行き本堂と同様に参拝。
納経所で納経帳などに朱印をもらう。
(納経料は納経帳300円、軸500円、白衣200円)

読経
1・合掌礼拝 胸の前で合掌、三礼しながら
「うやうやしくみ仏を礼拝したてまつる」と唱える。

2・開経濁(かいぎょうげ)を一辺唱える。
「仏様の教えに今ここで会うことができました」という意味。
 開経偈(かいきょうげ)
  無上甚深 微妙法(むじょうじんじん みみょうほう)
   百千万劫 難遭遇(ひゃくせんまんごう なんそうぐう)
  我今見聞 得受持(がこんけんもん とくじゅじ)
  願解如来 真実義(がんげにょらい しんじつぎ)

3・般若心経を一返唱える。仏教えを262文字にまとめたもの。
  
4・各札所のご本尊の真言を三返唱える。これは本堂のみ。
  (例として1番長いご本尊の真言 36番、45番、54番。)
 「のうまくさんまんだ ばざらだん せんだ まかろしゃだ
  そわたや うんたらた かんまん」
  呪文としか思えない…(^_^;)1回唱えると口が回らなくなります。

5・光明真言を三返唱える。これは真言宗の一番大事な仏である大日如来の真言。
「おん あぼきゃ べいろうしゃのう まかぼだらまに はんどま じんばらはらばりたや うん」
これも呪文…

6・弘法大使の名前である御宝号を三返唱える。
「南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)」

7・回向文を一返唱える。仏道が成就することを願うもの。
「願わくは此の功徳を以って、遍く一切に及ぼし、我らと衆生と、皆共に仏道を成せん」
  (ねがわくはこのくどくをもって、あまねくいっさいにおよぼし、
   われらとしゅじょうと、みなともにぶつどうをじょうぜん)

8・「ありがとうございます」と述べて、合掌一礼してから山門出る。

読経の正式は、
普礼真言→祈願文→懺悔文→三帰→三竟→十善戒→発菩提心真言→三眛耶戒真言→開経偈→
般若心経→十句観音経→光明真言→十三仏真言→札所本尊真言→舎利礼→礼願→
大金剛輪陀羅尼→御詠歌→廻向文の順らしいです。

私たちは省略して、開経偈→般若心経→札所本尊真言→ご宝号→廻向文。これでも良いそうです。
御法号、南無大師遍照金剛だけ唱えている参拝の人もいます。
ようは気持ちの問題。自分のやりたいように自分のお遍路を。

3月6日 第1日目(後半)
朝からかなりの緊張で、何がなんだかわからないままお寺を回っていた。
一応、自分なりに調べてきたお寺の概要や地図を広げてはいる。
参拝してきた、お寺のメモを取ったり説明を書き込んでいると次は何番へ行くのか、わからなくなってくる(^_^;)

その前に、参拝の順序を覚えなくてはいけない。

山門にて合掌、一礼してから入る。
洗手場で口と手を清める。
本堂で灯明、お線香、お賽銭をお供えし、納め札を納札箱へ。
心静かにお経を唱える。
大師堂にて本堂と同じ手順でお参り。
お経の後で納経場でお軸と納経帖に御朱印。御影札を頂く。
山門で一礼し次へ向かう。

と書いてしまえば簡単なようだけど、これが中々覚えられない(^_^;)
義兄に覚えておけ。と言われ般若心経のCDを車の中で聞いていたけど覚えられる訳がない(笑)
それに、呪文としか思えない、いろろいろな「お経」
経本を見ながらAさん、Oさんの唱えている「お経」を必死で目で追う。
一文字、一行見落とすと、どこの部分かまるでわからなくってしまう。
わかるのは般若心経と南無大師遍照金剛だけだ。。。
私とWちゃんはAさん、Oさんの後にくっついて見よう見真似。

納経所でも団体さんの参拝と重なったりしたら御朱印を頂くのにかなりの時間を待たなくていけない。
兎に角、写真だけ撮っておけば、何とかなるだろうとシャッターだけは押していた。

5番の地蔵寺の参拝を済ませたところでお昼にしましょうとなった。
昼食は勿論、讃岐うどん。
この日から毎日、昼はおうどんを食べていた(笑)


午後から気を取り直して6番、安楽寺へ向かった。
6番 安楽寺へ

6番 安楽寺(あんらくじ)本堂。
6番 安楽寺

境内の「さかさ松」はお大師お手植えとして有名。
写真中央の松。
お大師お手植えの「さかさ松」

7番 十楽寺(じゅうらくじ)
7番 十楽寺

十楽寺の山門。
十楽寺の山門

8番 熊谷寺(くまだにじ)の仁王門。
8番 熊谷寺

本堂へ上がる階段。
熊谷寺本堂へ

熊谷寺(くまだにじ)本堂
熊谷寺本堂

9番 法輪寺(ほうりんじ)
9番 法輪寺

法輪寺仁王門
法輪寺仁王門

阿波の国の最初の遍路ころがしと言われる10番切幡寺の450段を上る。
10番 切幡寺山門をくぐって450段の階段

10番 切幡寺(きりはたじ)本堂
10番 切幡寺本堂

切幡寺

本堂奥の山腹に国の重要文化財の大塔。
徳川二代将軍、秀忠公が大阪堺の住吉神社へ寄進した塔。
上が円形、下が方形の平面をもち、多宝塔とも異なった珍しい様式。
山腹にある大塔は国の重要文化財


疲れたでしょうと言われたけど、Aさん、Oさんの方がどれほどお疲れになっていたことか。。(^_^;)
私とWちゃんの面倒を見ながら自分の納経も済ませなければいけない。
それに車の運転。
1番から10番までは、お寺が近くに有るので距離はそれほどでもないのだろうけど、道幅が狭いし住宅の私道のようなところを通ったり、とても私には運転できない道ばかりだった。
この先へ行って今日通ってきた道が、いかに楽だったかと言うことはずっと後になって気がつきました。

PM5:00にその夜の宿、阿波観光ホテル到着。
どんなホテルだったか今、はっきり思い出せません~(^_^;)
お風呂へ入ってPM7:00に夕食。
バタンQでした。

3月6日 第1日目(前半)
3月6日 AM5:00起床。
顔を洗い6時から朝食。
身支度を整えAさんの迎えをロビーで待っていた。
Aさんの運転する車が7時きっかりにお迎えに来てくださった。
車から降りてOさんも荷物をトランクに入れるのを手伝ってくれた。

いよいよ出発。

お遍路に出るにしてもそれなりの身支度をせねば。
Aさんたちが連れて行ってくれたのは着替えも出来るからと「発心堂」さん。
此処は遍路本にも登場する有名なお店。
私は義兄に遍路グッズは「門前一番街」で揃うからと必要な品物リストを書き出してもらっていた。
Aさんたちが発心堂さんへ連れて来て下さったので此処で揃えることにした。
遍路グッズ、何処で揃えても大差はないはず。
発心堂さん

お店の中は遍路グッズが沢山揃っています。
お任せで何が必要なのか選んでもらった方が初心者には一番無難。
お遍路さんグッズを選んでもらいました。

一応、変身前のharuです。
変身前のharuです。

じゃーん!お遍路さんの出来上がり~!
風が強く菅笠が飛ばされそうになりました。
それに、どうも菅笠が決まりません。。(^_^;)
お遍路さんの出来上がり~

1番 霊前寺(りょうぜんじ)仁王門前です。
流石、礼所1番だけに大型のバスや団体の参拝さんで賑わっていました。
1番 霊前寺 

ここから巡礼が始まりました。
霊前寺山門前にて

橋の下で休んでおられるお大師様を起してはいけないので橋を渡る時は杖をついてはいけないと教えてもらいました。
橋の上では杖をついてはいけません

2番 極楽寺(ごくらくじ)仁王門
2番 極楽寺

3番 金泉寺(こんせんじ)
鮮やかな朱色が目立ちました。
朱色も鮮やかな金泉寺

金泉寺(こんせんじ)仁王門
3番 金泉寺の仁王門

4番 大日寺(だいにちじ)山門
4番 大日寺の山門

大日寺(だいにちじ)本堂
大日寺の本堂

5番 地蔵寺(じぞうじ)
山門を出るとき一礼をして次へ向かいます。
5番 地蔵寺

参拝が済んで晴れ晴れ顔の若者かな。
地蔵寺で自分探しの若者


3月6日の(後半)は次回へ。

3月5日
念願の四国旅へいよいよ出発。

行くまでが大変。。
伊丹から高松までの乗車券の買い方をあーちゃんpapaから毎日、聞いていた(笑)
あのねー。。行く前からこんなで疲れたよー!と言われていた(^_^;)
だってね、アランと暮らした13年と9ヶ月で旅をしたのは北海道と東京だけ。
北海道へ行った時も東京もあーちゃんpapaと一緒だったから全部お任せでくっついて行くだけ。
「少しは自分で考えたらいいでしょうが。」と終いには怒られていた。
【駅すぱあと】で道順、空路、JRを調べた。

自分で調べても心配で何度もまた聞き直す。

新潟ーー→伊丹ー→新大阪ーーー→岡山ーー→児島ーー→高松
 AM9:45  バス    山陽新幹線    快速マリンライナー

伊丹に着いたら空港前のバス乗り場13番から新大阪まで行き、岡山までの新幹線と児島までの乗車券を買わなくてはいけない。

鷲羽山と高松の栗林公園はどうしても行ってみたかった。
山陽新幹線で岡山で乗り換え。
JRの快速マリンライナーに乗り児島で降りる。

ドキドキしながら晴れた上空を新潟から伊丹へ。
新潟から1時間で伊丹に到着。
出口を間違わないように自分の荷物を受け取りバス乗り場へ。
13番のバス乗り場は出口から直ぐだった。
「尼ケ崎行き」と「新大阪行き」があるから間違えるなって言われていた。
丁度いい時間に新大阪行きのバスが来て荷物を預けバスに乗り込む。
バスで新大阪までは25分。

新大阪へ着いて緑の窓口を探す。
あーちゃんpapaはJR東海って言ってたけど見つからない。
JR西日本の緑の窓口が見つかった。
此処でも良いよね?と覗き込み窓口は女性職員だったのでホッとしながら児島までと言った。

AM11:59発博多行きひかり。
自動改札機に乗車券2枚入れる。間に合うの~心配しながらホームへ。ちゃんと間に合って新幹線に乗り込み岡山まで。
岡山に着いたのはPM1:13
ここからJRマリンライナーに乗換えなんだ。
乗り場は14番だったかな。。かなり外れだった。
ゴロゴロとカバンを引きずって階段を下りたり上ったり。
緊張で少しも疲れは感じない(笑)

岡山駅で乗り換えたとき、里親探しでバナーを貼っているチャーミーちゃんのことを思っていた。
この土地にチャーミーちゃんが優しい飼い主さんが現れるのを待っているんだねと思うと胸がジーンとした。

快速マリンライナーで児島へ着いたのはPM1:37。
児島に着いて先ずロッカーを探し、大きなカバンを預けリュックだけの身軽になった。
児島、鷲羽山を調べたとき駅前からバスが出ているはずだけど乗り場は閑散としていた。

花壇の前のベンチに座っていたおじさんが私を手招きしていた。
なんだろう?
行くと何処まで行くのか聞いてくれた。
鷲羽山へ行きたいのですがと言うとタクシーでいった方が良いと。
料金は1200-から1300円掛かるけどバスを待っていても一時間は来ないよと教えてくれた。
ありがとうございましたとお礼を言ってタクシーで行くことにした。

あーちゃんpapaも鷲羽山へは行きたいところって言ってたっけ。
目の前に広がる瀬戸内海の海はとても綺麗だった。
展望台からキラキラ光る瀬戸内海、そこに架かる瀬戸大橋。
その向こうに霞んで見える四国の山並み。
あ~来てよかったとおもった瞬間。

朝、新潟空港でサンドイッチをあーちゃんpapaと食べたっきりでお腹が空いたことに気が着いた。
ずっと緊張してたもんね(^_^;)
展望台のレストランで昼食を取りながらあーちゃんpapaにメールを送った。

とうとう、一人でここまで来たぞ!
美しい風景を見ながら自分を褒めていた(笑)

展望台から降りて行くと瀬戸内海を回る遊覧船が出ていたけど時間がない。
それに、こんなに美しい景色の場所なのに来ている人達は田舎からの見物のようなお年寄りや小さい子供だけの、さびれた感じがしていた。

来る時にタクシーの運転手さんが待機しているタクシーはないけど帰りはどうします?と聞かれた訳がわかった気がした。
タクシー会社の名刺を貰っていたので電話をし来て貰った。

児島駅に戻りロッカーからカバンを出し再びPM3:08の快速マリンライナーで高松へ。

JR高松駅に着いたのはPM3:38
着いたら電話するって言ってたので「今、到着しました。」と連絡。
10分位で行くって言ってくれたけど心細かったので見つけた駅前交番の近くで待っていた(笑)

長い1日だった。
私にとっては何十年ぶりの一人旅。
大阪から南へ来たのは生まれて始めて。
思えば遠くへ来たもんだ~。

手を振りながら走ってくる人を見たとき、始めて会ったのに高松のAさん!と直ぐにわかった。
メールとお電話でしかお話をしていないのに、ずっと昔からのお友達のような感じ。
手を取り合い、遠いところから良く来てくれましたね。と言われた時は涙が出ていた。

福島のWちゃんが待っているよ。とAさんの車でホテルへ。

始めて会ったWちゃんは気さくで大らかでとても面白い人。
香川のOさんは夜の食事のときに落ち合うことになっていた。
AさんからWちゃんと一緒に、行きたかった栗林公園へ連れて行ってもらった。

7時から「始めまして。明日から宜しく。」の食事会。
始めて会ったという気がしない、とってもとっても不思議な感覚。
話があっちへ飛んだりこっちへ飛んだり、いつまでも会話が尽きない楽しい時間でした。
AさんとOさんに明日からこんな訳にはいきませんからねー。と釘を刺され明朝、迎えに来るよとやがて食事会はお開き。
私とWちゃんは、この日からツインの部屋で寝起きを共に。
明日からの遍路旅を思い、興奮と感動とドキドキしながら四国での始めての夜でした。

岡山県JR児島駅
PM1:43 JR児島駅

鷲羽山展望台。絶景!
PM2:00 鷲羽山展望台より

鷲羽山で見た瀬戸内海と瀬戸大橋。それはそれは美しい風景。
PM2:36

涙が出るような美しい瀬戸内海。
瀬戸内海と瀬戸大橋

遠くに見えるのが四国の山並みです。
瀬戸内海と四国の山並み

JR高松駅に到着。
PM3:42 JR高松駅

どうしても来たかった栗林公園。
PM4:36 栗林公園

とても広い庭園です。
栗林公園庭園内

大きなハリコの人形はホーコーさんという看板が。
ホーコーってなんだろうと思ったら「奉公」さんのことだそうです(笑)
PM4:40 ホーコーさん。

手入れの行き届いた綺麗な園内。
栗林公園庭園内

紅梅の梅が真っ盛り。
側を通るととても良い香りがしていました。
PM4:55 庭園内の紅梅の梅

辺り一面梅の芳香。

庭園の梅が真っ盛り。

広過ぎる園内。。(^_^;)1日見てても飽きないでしょうね。
PM5:05 広い庭園


出発前
アランが虹の橋へ旅だってから4ヶ月余。
何を考えることも出来ず、ただただ無気力に過ごしていた。
思い出すのは後悔ばかり。
胸が張り裂けそうな悲しみ。
どれほど願っても二度と戻ってはこない懐かしい日々。
アランと過ごした時間を思い出しては泣いていた。
じっと1日中アランのお骨の前に座り込み、このまま狂ってしまった方がどれほど楽だろうと思ったりしていた頃。


随分前から四国へ、いつか行けたらいいなぁと思っていた。
坂東眞佐子さんの「桃色浄土」の舞台になった土佐の海。
「死国」は逆打ちをしながら死者を蘇らせる物語。
石鎚山は重要なキーワード。
天童荒太さんの「永遠の仔」にも石鎚山が神の宿る山として登場している。
いつか四国遍路の旅。
そして石鎚山へ行けたらアランに会えるかもしれない。
漠然としか思っていなかった四国が急に身近に思えた。

丁度、アランが逝く少し前、義兄が四国遍路の結願を果たしてきた。
会社の休みを使ってだから丸5年掛り。
車を現地で借り、友達と二人で回り、帰る度に増えていく朱印の着いたお軸や納経帖を見せてもらった。
あーちゃんpapaも高知や愛媛、道後温泉、広島、岡山へ出張で出かけたことが何度も有った。
一緒について行こうと思えば行けたのだろうに、その頃の私には四国遍路旅は思いも着かないでいた。
あの頃は未だ、お四国さんにもお大師様にも呼ばれていなかったのだろう。

取り付かれたように遍路サイトさん回っているうち、3月に遍路旅に出るという書き込みを見つけた。
その話に飛びつきメールを送った。
仲の良い友達2人で車で回る予定だったけどもう一人増えたし、この際よかったら一緒に回りますか?とお返事を頂き、
今、行かなかったら二度と行けない。そんな気持ちになっていた。

「犬連れへんろ」のはなママさんから声を掛けて頂いた。
何もかもが私に四国遍路をしなさいと言う神の啓示に聞こえた。
それはお大師様のお声だったのだろう。

お四国さんがharuさんを呼んでいるわよ。
お大師様に呼ばれたのね。

はなママさんの言葉が胸に響いた。

アランの供養に四国へ行きたい!と言ったら、それが良いと言ってくれた義母。
黙って頷いたあーちゃんpapap。
沢山の資料を送ってくれた四国のお友達。
はなママさんからのお接待。
先代はなちゃんとの遍路旅が載った本をコピーし廃版になった葦原仲道さん著「ちょっといい旅」と「赤」と「金」の納め札を送って下さった。

四国遍路旅へ行こう!
そう決めたのはいつだっただろう。
ずっと昔からこの旅は決められていたような気がする。
アランと出会い別れ新しい自分の再生への旅。

アランと先に逝った子たちが安らかに楽しく暮らせていますよう祈りながら。
家族がお友達が健康でしあわせで過ごせますように
全ての生き物が優しい飼い主さんといつまでもしあわせに暮らせますように願いながら。


表装が済んだ本家のお宝。
義兄の頂いて来たお軸です。
四国八十八ヶ所納経軸

お軸のアップ。
四国八十八ヶ所納経軸2

御影も額に入れてます。
御本尊の御影

御影のアップ。
御本尊の御影2

はなママさんからお接待で頂いた「ちょっといい旅」
行く前に読んでねと言われたけど未だ途中(^_^;)
はなママさんから

私の守り札になったはなママさんからの納め札。
赤色は8回以上24回。はなママさんは15回巡礼に出ておられるとか。
はなママさんから頂いた納め札(赤)

はなママさんから頂いた「ちょっといい旅」の本の間に挟まれていました。
金色の納め札は50回以上だそうです。
はなママさんから頂いた納め札(金)

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